飲み3 ページ4
「かんぱぁーい」
横山「飲んだ所あんまり見た事無いねんけど、飲めるん？」
「普通に飲みますよ」
大倉「酔ったらどーなるん？」
「楽しくなって眠くなって終わりです」
丸「じゃ楽しくなるまで飲もーや」
「はい(笑)」
横山「で、まるの映画見て泣いたんやって？」
「そうなんです、最初コメディかと思って観てたら、最後感動で号泣ですよ」
丸「嬉しいなぁー、Aの胸にズキューンって入り込めた芝居が出来たって事やんな？」
「はい、丸山さんのお芝居にやられちゃいました・・・感動でした」
丸「やったぁ、めちゃくちゃ自信湧いてくるわぁーAありがとう」
むちゃくちゃハグされた(笑)
横山、大倉「お前、馴れ馴れしいねん」
丸「二人して怒らんでも・・・なぁ？A」
「はい(笑)」
横山「お前俺ら励ましてた時めっちゃネガティブやったのに、何やねん！」
丸「Aには、人を癒すパワーがあるんやな、きっと」
大倉「まる、単純やなぁー(笑)」
横山「A飲めるんなら飲みや」
「はい」
大倉「A全然酔わへんやん、俺の方がベロベロやわぁ」
丸「まるちゃんも大分ふらふらでっす」
横山「あかんかったら丸も大倉も無理せんと、寝とき」
「もう解散にしましょうか？」
横山「Aはまだ飲めるんやろ？もうちょい俺に付き合ってや、エンジンかかってきた所やから」
「はい」
横山「どーやねん、最近留守の間何してたん？」
「いつもの様に掃除してお昼は近所の公園でランチ食べながら、野良猫と遊んで夜になったら寝てー普通です」
横山「俺ら居ない間そんな事してんのかい？(笑)寂しいんか？」
「のんびりやってますよ」
横山「でも1人やったらいらん事考えるやろ？」
「何で私の気持ちが解るんですか？」
横山「見てたら解るわ、俺をなめんなよ」
「誰にも気づかれて無いと思ってたのに・・・」
横山「なんや、泣き上戸か？」
「そんなんじゃ無いです」
横山「お酒の力借りて吐き出したらえーねん、俺聞いたるから」
「1人で居ると昔のトラウマが蘇ってきて、横山さん達もいつか私を必要としない日が来るんじゃないかって不安で眠れなくなるんです。」
横山「そんな訳無いやろ？俺らA中心に生活してんねんで、もうお前おれへん事なんて考えられへんよ」
「ありがとう・・・」
横山「もー泣きなや、俺が居るから」
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作者名：BLUE ako | 作成日時：2018年1月8日 12時
