相談 ページ22
結局一睡も出来なかった・・・
キッチンに行くと料理した後が・・・大倉さん？
大倉「Aおはよう」
「おはようございます、お料理したんですか？」
大倉「明け方腹減ってな、パスタ作ったわ」
「すいません、用意しておけば良かったですね」
大倉「えーねん、片付けは苦手やけど、料理は好きやねん」
「今度ご馳走になろうかな？」
大倉「そーやな、今度」
大倉「じゃ、行ってくるわ」
「今日は早いんですね」
大倉「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
なんなんだろーこの違和感、明らかに避けられてる
又気持ち悪くなってきた・・・
村上さんに相談してみようかな、迷惑だよね
でも横山さんには言えないしな・・・
「もしもし、おはようございます」
村上「おはよー、どないしたん？珍しいやんか？」
「あの・・・相談が」
村上「何や？何でもゆうてみぃ」
「どうやら、あの日から大倉さんに避けられてるみたいなんです・・・」
村上「そんな訳無いやろ？」
「でも・・・私に近づこうともしないし、顔を見ても目を逸らすんです」
村上「疲れてるだけちゃうか？あん時号泣する位お前の事心配してたんやで」
「うーん・・・」
村上「解った、俺が仕事帰り寄るわ、大倉に起きて待っとく様にゆうといて」
「お忙しいのにすみません・・・」
村上「えーよ。スパッと解決したるから、1人で悩むな、解ったか？あんま考えんなよ」
「はい」
暫くして横山さんが起きて来た
横山「Aおはよう」
「おはようございます」
横山「なんや、まだ具合悪いんか？」
「大丈夫ですよ」
横山「俺仕事でホテル泊まりになるけど、大丈夫か？」
「はい」
横山「行って来るわな、ちゅ」
「行ってらっしゃい」
その日の夜、村上さんが本当に来てくれた
村上「こんばんは」
「本当にすみません、御迷惑おかけして」
村上「大倉は？」
「今日はまだです」
村上「なぁんや、連絡してみるわ」
村上「もしもし？大倉まだ仕事か？」
大倉「今帰り道やで」
村上「もうお前の所で待ってんねん」
大倉「えー！何で？急いで帰るわ」
村上「ほな」
村上「あっ！こいつあん時の公園のか？」
「はい、横山さんが飼っても良いって」
村上「良かったなぁ・・・こんなお腹んなるまで、ミルクもーて」
みゃぁーみゃぁー
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作者名：BLUE ako | 作成日時：2018年1月8日 12時
