観戦 (紫) ページ10
村上「なぁ、明日フットサルの試合やんねんけど来てくれへんかな?」
「私が?」
村上「応援来てくれたら、むちゃくちゃ頑張れんねんけど」
「解った」
村上「やったぜー!楽しみやなぁ」
いやいや、楽しいのはあなただけですけど・・・、いつも私が居る事も忘れて大盛り上がりで、帰りに忘れて置いて行かれた事もあったっけ・・・。
「今日はみんなの分も沢山お弁当作ったから、頑張ってね」
村上「おー!ほんまかぁー。そら頑張らなあかんなぁー、見といてくれや」
「はぁい、頑張ってねー」
タフやわぁー仕事で疲れてるはずなのに、あれだけ走り回れるんだから。
ピー!
村上「よっしゃ同点や!後半もガンガン行くでー!」
ほらもう私の居る事忘れてるし
毎回これやのに、何で又来てしまうんやろ?
走る信ちゃんかっこええねんな・・・私もアホやわ
ピー!
村上「いぇーい!やったぜー」
どうやら勝ったみたいやな、良かったね
村上「おぉーい、Aーやったでー!」
あはは、あの人は恥ずかしいとか無いんやな(笑)
とりあえず手を振っとこ
村上「これから祝勝会やぁ!焼肉行くでー」
「いぇーい」
こりゃ遅くなりそーやわ、帰ろかな?
「信ちゃん?私先帰るわ」
村上「あかんよ、勝利の女神やねんから」
「ええって・・・みんなで楽しんでおいで」
村上「ほんまか?少しだけ顔出したら帰るわな」
「はい、行ってらっしゃい」
まぁ、毎度朝までコースやろな、先寝ちゃお
ゴソゴソするので目が覚めた・・・何?
「信ちゃん?酔ってるん?」
村上「いつも俺だけ盛り上がってごめんな」
「何ゆうてんの?早う寝とき」
村上「俺Aの事めちゃくちゃ好きやねんで」
「ありがとう」
村上「恥しくて飲まな言ってやれんでごめんな」
「信ちゃん・・・私も大好きやで」
村上「ずっとこうしたかってん、ええやろ?」
「私も信ちゃんが欲しい」
村上「A可愛いな、いつもとちゃうな・・・ええやんか」
「私かて女の子やねんで・・・寂しい時もあんねん」
村上「そうやったな、ごめんな、今日はめちゃくちゃサービスしたるからな」
「うん」
たまに凄く優しいから、この人から離れられへんのよな・・・
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作者名:BLUE ako | 作成日時:2018年1月7日 0時