幼馴染 (橙) ページ38
仕事を終らせて、急いで池袋へ向かう
「A池袋着いたけど、何処で飲んでんねん」
「もうここ出るから、まるちゃんの知ってる店で飲み直そ、今からそっちいくわ」
「やっと会えた、さて何処行こうか?」
「池袋はAの方が詳しいんちゃうん?」
「なら、ええ所連れてくわ、着いてきて」
「ここ、私のオススメ」
「うわぁーええ感じの店やなぁ、ゆっくり飲めそうやし」
「やろ?個室やから、周り気にならんしな」
「何や俺に気つこてんのか?」
「一応な(笑)芸能人やし、騒がれるやろ?」
「ありがとうな、でも俺あんま気づかれへんけどな(笑)」
「オーラ消したり出来るんや(笑)私適当に頼んでええかな?」
「任せるわ、腹減ったぁー」
「ほなとりあえず乾杯♪」
「A結婚は?」
「してたら、こんな時間まで飲んで無いわ」
「彼氏もおれへんの?」
「おったら1人で飲んでると思う?(笑)」
「愚問やったな(笑)ごめん」
「そっちはどうなん?」
「なかなか難しいわ・・・Aみたいに気楽に話せる女の人知らん?」
「ならあたしで手を打ったら?とりあえず(笑)」
どういう事?俺告白されたんやろか?そんなん言うたら意識するやんか・・・A本気かな?
「付き合ってみる?」
「遊びでえーよ、もう本気にならへんて決めてん、せやから気楽やで私」
「そんなん言うなって・・・Aには幸せになってもらわな」
「もうええねん、男は裏切ったり嘘ついたり傷つけたり・・・まともなんは居ないって解ったから、もう男に期待せーへん事にしてん」
あんなに純粋で明るくてよく笑うAやったのに、誰がこんな男嫌いにさせたんや・・・
「何があったんや・・・そこまでAを傷つけた男どんな奴やったんや」
「もうそんな話はえーやん、せっかく会ったんやから楽しく飲もうよ」
それから3時間程飲んで、閉店ですと店をおいだされた
「どうする?もうだいぶ飲んでるから帰るか?」
「まるんとこ行きたい・・・」
「家で飲み直すか?」
「今日は1人でいたくないねん・・・」
ん?これって、俺期待されてんの?マジかぁーどうしたらええねん、女の子にこんなん言われて何もせんと帰したらAもう会ってくれへんやろな・・・あー!もうどうにでもなれー
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作者名:BLUE ako | 作成日時:2018年1月7日 0時