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忘れられない (緑) ページ36

君に他に好きな人が居る事は解ってた・・・でも優しい君は僕の誘いを断れず、一緒に居てくれる、でも・・・




「やっと会えた・・・なかなか時間会わへんから」



Aを見つけ抱きしめる・・・でもいつも違和感を感じてた。感情が伝わって来ない、そんな気がする



「本当に久しぶり」



「寂しかったやろ?ごめんな」



「もう慣れたよ」



「そんな事に慣れんなや、ただでさえ罪悪感あんねんから」



強がってる・・・単純にそう思ってた。



お詫びのしるしにと、美味しいレストランを予約し喜んで貰おうと思っていたのに、Aの顔は浮かないままだ




「どうしたん?元気無いやんかぁ」




「そんな事無いよ、忠義こそ疲れてるんじゃ無いの?」




「俺は元気もりもりやけど」




「今日は何したい?何処でも連れてくよ」




「うーん・・・部屋でゆっくりしたいな」




「そんなんでえーの?俺もその方が嬉しいけど」







「ほら、入って」




「お邪魔します」



「飲むか?」



「うん」



「なぁ、聞いて良い?」



「なぁに?改まって」



「俺の事どう思ってんの?」



「ん?大好きな彼氏じゃなかったの?」



「ずっと気になっててんけど、心が空っぽな時あるやろ?」



「・・・そんな事」



「解ってんねん、他に好きな奴おるんやろ?」



「居ないよ・・・もう」



「もうって何やねん、はっきり言ってくれや」



「もうこの世には居ないの・・・亡くなったから」



「嘘やん・・・ごめん」



「一緒に居る時は喧嘩ばっかりだったのに、いきなり目の前から居なくなると良い事しか思いださなくて・・・けじめ付けなきゃいけないの解ってるの・・・でも、命日が近くなるとどうしても思い出しちゃって」



「そんな奴に勝てる訳無いやんか・・・」



「忠義にそんな思いさせてたなんて、私こそごめんね」



二人は抱き合いながら号泣した・・・涙が枯れるまで



「何で忠義まで泣いてんの?(笑)」



「解らん・・・(笑)」



「今日で亡くなった彼の為に泣くの最後にする、気持ち切り替えて忠義の胸に飛び込んで良いかな?」



「無理すんな、泣きたい時は又俺も一緒に泣いたるから(笑)」



「忠義は優しいね・・・愛してるよ」



「初めて気持ちこもってた・・・俺も愛してる」



長い時間をかけてやっと本当の恋人同士になれた気がする、辛さも悲しみも全部俺が受けとめてやる・・・。

幼馴染 (橙)→←待つ男 (紫)



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設定タグ:関ジャニ∞ , 短編 , キュンキュン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:BLUE ako | 作成日時:2018年1月7日 0時

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