面倒な男(緑) ページ29
砂浜に着くと浅瀬で本当にパシャパシャして遊んでる・・・
「せっかくキレイやねんから、遠くまで行ってみぃひん?」
「いややってー戻られへんかったら大変やで、ここで浸かってるだけで楽しいやん」
「明日はシーウォークっての申し込んだから、潜るで(笑)」
「嘘やん、溺れたりせーへん?」
「ちゃんとインストラクター居るから心配無いって」
「なぁ、今日は砂の山作って遊ぼう」
「子供か?(笑)」
そんな事をしながら夕方になった
「なぁ、夕飯食べたら砂浜行ってみぃひん?」
「食後の散歩?良いねー」
「ほら、月明かりに照らされた海もキレイやろ?」
「ほんまやね・・・写真でしか見た事なかった」
「無理やり連れて来てくれてありがとうな、Aのお陰で最高の休日になったで」
「私も忠義と一緒に来られて嬉しかった」
この雰囲気にキス・・・もう、溶けちゃいそう
「少し冷えて来たな、続きは部屋までお預けや」
「うん」
あの引きこもり君とは別人、男感まんまんの忠義が現れて私の方がドキドキしちゃうよ
部屋へ戻ると忠義が抱きしめて来た
「あんな水着見せられて、俺がドキドキせーへんと思った?」
「可愛かったやろ?」
「可愛すぎるわ、目のやり場に困ってたんやから」
服を脱ぎ、月の灯りの中で忠義の指が日焼けの跡をなぞる・・・キスが全身を襲う、耳たぶを優しく噛んでみたり、音をたてて吸ったりと私の弱い所を刺激する。
「いや・・・耳は弱いの・・・」
「知ってる・・・今夜は寝かさへんよ」
「忠義の甘い声にキュンキュンして、溶けちゃいそう」
「溶かしちゃってええか?」
「うん」
沖縄の開放感のせいか、いつもより激しく強く私を求めた・・・私は気絶する位の絶頂を経験した
「今日の忠義凄かった・・・どうしたの?」
「俺も解らん・・・Aの身体が俺に吸い付くみたいで不思議な感じやったわ、凄い良かった(笑)」
「たまには外に出るの良いでしょ?」
「そうやな・・・又来よな」
「うん、又来ようね」
又出かけるまで大変だけど、こんなに素敵な経験が出来るなら、何度でも連れて来なきゃと思った・・・
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作者名:BLUE ako | 作成日時:2018年1月7日 0時