面倒な男 (緑) ページ28
俺な好きになった人がタイプやねん
だからAも俺のドンピシャタイプやっちゅう事やねん
こんな軽い告白で付き合い始めた。
彼は明るく陽気何だけど、実行力が無い・・・これが結構めんどくさい(笑)
キャンプ行って、BBQやろか？なんて提案はするけど、話を詰めて行く内に面倒になる
「なぁ海行かへん？青い海、白い砂浜が俺ら呼んでるー今テレビでやってたぁ」
「今度こそ行くねんな、もう予約するから」
「当たり前やん、海が呼んでんねんで、行くよー」
数日後予約が取れたと連絡すると、何が？と返事が来る
こういう男は強く行かないとダメかな？
「来月頭絶対行くから空けといてな」
「わ・・・わかった」
「なぁ、明日の準備出来た？」
「あっ！明日やったっけ？忘れてた」
「なぁ、マジで」
「行きます」
「はい、海パンと着替え詰めて、青い海が呼んでんねやろ？」
「もう聞こえへんもん」
「いいから準備して」
翌日朝早く家を出て、空港に向かった
眠そうな目をこすりながら、まだブツブツ言っている・・・この人は(笑)
「ほら見て、エメラルドグリーンってのあーいう事なんかな？」
「うわぁーほんまやぁー早く海はいりたぁい」
「一気にテンション上がったなぁ(笑)」
「せっかくやもん、楽しまな！」
「そうだね(笑)」
ソーキそばを食べて、アイスを食べながらタクシーでホテルへ向かった
プライベートビーチのある有名なホテルで部屋からは見渡す限りの青い海・・・
「ほら、早く着替えて海行くで」
「元気やな・・・解った」
「このビキニどうかな？新しく買ったの」
「やばっ・・・可愛いやん」
「でしょ？(笑)」
「ほら、行こ浅瀬でパシャパシャすんねんから」
「パシャパシャって・・・」
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作者名：BLUE ako | 作成日時：2018年1月7日 0時
