イルミネーション(黄) ページ3
亮「なぁ、A今日早く終わって夜暇やねんけど・・・」
「いきなり言われても・・・」
亮「こないだイルミネーション見たいって言うてたやん」
「寒いやん」
亮「俺があっためたるやん」
「んー、じゃ支度するから時間くれる?」
亮「下で待ってんねんけど」
「ウソやん、少しだけ待っといて」
亮「ええよ、大丈夫やで」
「ごめん、服決まらんくて」
亮「行こか」
「何処行く予定なん?」
亮「ええ所知ってんねん、任せとけって」
「えーけど」
亮「♪。.:*・゜♪。.:*・゜」
「これ、初めて聴く曲やなぁ?新曲?」
亮「Aに聴かしたろと思って作ってきてん」
「私の為の曲?」
亮「大人しく聴いとけって・・・」
♪いつも君の笑顔に癒されて、静まりかえった暗い夜道を歩きながら君を思う♪
♪言葉にするのは照れくさいけど、曲にのせたらいつでも言える、愛してる♪
「もー何なん?・・・」
亮「ごめん、A泣かせるつもりや無かってんけど」
「亮いつもクールで冷めてるから、いつも不安で・・・」
亮「ほら、着いたで」
「凄い!めっちゃキレイ・・・」
亮「こんな事しかしてやれへんけど」
「充分感動してるよ」
亮「A又来よなっ・・・」
亮のコートに包まれながら、いつまでもいつまでもイルミネーションを見ていた
亮「A愛してる・・・」
この一言で寂しさも辛さも全部乗り越えられる
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作者名:BLUE ako | 作成日時:2018年1月7日 0時