二人のことがずっと前から好きでした！！

日常。 ページ10

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あのあと、お兄がお風呂からあがってきて、ちゃんとしたフジくんの答えも聞けないまま朝に…
やだなぁ。学校行きたくないなぁ…
と思いながらスケジュール帳に目をやる。
あ、そういえば3時からライブのリハーサルがあるから午後で授業抜けられるんだっけ！！よっしゃー！
でも帰りが遅くなるなぁ…
お兄になんて言おうかな…
あ、テストも近いから学校に残って勉強してくるって言えばいっか！
私って頭いいー(*^^*)

キヨ「おはよ…」

相変わらず寝起き悪いなぁ

A「おはよー朝御飯出来てるよ！」

キヨ「うぃー…」

そういってお兄はトーストをもそもそと食べだす。お兄はコーヒーが苦手だから毎朝甘くてミルクたっぷりのカフェオレor綾鷹。
私も座って食べだす。さ、ちゃんと言わなきゃな。

A「ねえ、お兄ー？」

キヨ「んー？ﾓｸﾞﾓｸﾞ」

食べながら話すな。

A「私、今日、テスト近いから学校に残って勉強して帰るね。」

キヨ「んー。。うぇええ！？Σ(゜Д゜)」

うーわもう、めっちゃ飛び散ったじゃん。汚い…

キヨ「Aが早く帰ってきてくれないと俺、ちょー寂しくて死んじゃうよ。
てかそんな一緒に残って勉強するほどの仲いい友達いたっけ？」

くっ…こいつ！！軽くディスってきてやがる！！

A「一人で勉強するんです！！そんな友達同士でやったら煩くて集中出来ないからね！！」

キヨ「そんな怒るなよ〜ごめんって〜」

心がこもってない謝罪、相変わらずだね。

キヨ「わかったわかった。じゃあさ、ぎゅーさせてーAー。Aゲージ満タンにする。」

説明しよう！！AゲージとはキヨはAと長時間離れていると魂が抜けてしまうのだ！(←らしいです。)

A「はいはいー。ぎゅー」

お兄の匂いは安心する。やっぱ自分はブラコンなんだなってこの時毎回自覚する。

A「あ、やば！もうこんな時間じゃん！」

キヨ「え、まだ満タンじゃなんだけど！？」

A「いってきます。」

兄は悲しそうに手を振っていた。

これが私のいつもの日常。



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キヨ目線

あーーー朝からAはホントにかわいいなぁ…天使。

えーっと、今日のAの予定は…
今度するライブのリハーサルか。

え？なんで知ってるかって？

んなの、お兄ちゃんだからに決まってんじゃねーか！

べ、別にパソコンとスマホの中身をハッキングしたりしてるわけじゃないからっ！！！

緊急事態-！DANGER！-→←いやいやどうも作者ですー

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