転生水木くんは今世はゲゲゲ一家と関わりたくない！【ゲ謎】

＿＿嫌な予感＿＿ ページ10

どうもこんにちは水木です。



今さっき急いで帰ってきた次第だ…。



いや、そんなこと言ってる場合かｯ！




いや、思っていたさ…いつか会うってことぐらい…だけどいくら何でも早すぎないか!?俺まだ子供!?やっと心の整理がついたってときによ…。




はぁ…、本当にいたんだなぁ…。本当は鬼太郎やゲゲ郎と一緒に生きたい…。けれども、あの前世でやっちまったことが、今の俺の気持ちをを押さえつける。だから、その気持ちに蓋をするしかない…。








何故か妖怪から奇妙なものを見る目で見られている気がするが気にしないでおこう。うん。







まなから何処か空いている日はある？と聞かれたことも知らない。絶対会わす気だろ、知ってるからな。




そうできるだけ合わないようにのらりくらりと交わしながら、いつもどおりの日常を過ごしていた。







はずだった。



けれどある日の帰り道







恐ろしいナニカに、会ってしまったんだ。







《お……ｵｲｼｿｳ…¿?》



















ん？何か聞こえるような…。







《ｵ、ｵｲｼｿｳ…幽霊族ﾉ………ｵｷﾆｲﾘ…ｹﾋﾋ…!!!》






ﾊﾞｯと振り返ると異型でｲｷﾓﾉのようなナニカ。




ﾀﾞｯ




目に入った瞬間全速力で走り出した。



なんだあれ！？！？

ヤベェヤベェヤベェヤベェヤベェ！！あれ捕まったら死ぬやつだろ！！
　



《ﾆ………ﾆｶﾞｻﾅｲﾖｫｫｫ………！！！！》




叫びながらムカデのように手足を生やし這いつくばりながら俺を追ってくるナニカ。






こんなの、恐怖体験でしかない。
　


俺の前世からの勘が必死に警告している。






捕まれば"死ぬ"と。

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