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THIRTYFIVE ページ35
鐘の音を同時に先生が教室へ入ってくる
『おい席つけー
噂になってると思うが今日から交換留学生が来る
１２３年に1人ずつな
そして運良くこのクラスにも来ることが決まった！』
え、やばいよ私
学年1人ずつに加えてこのクラスだし隣の席だし！(多分)
これは裏で力が働いているようにしか思えない...
そうじゃなかったら運使いすぎだよ！
叶「やばいやばい
緊張して吐く...
A！どうするよ！ねぇ！」
「やばいしか出ないよな
語彙力がどんどんすり減ってる気がする」
吐くっていうと翔也が頭に浮かんじゃう
ふと翔也を見るとやはり吐きそうになっていた
いつも通りだなーなんて呑気に眺めていると
ガラガラとドアを開ける音がした
あれ？もう入ってきたの？
そう思って前に目をやる
叶「え、アイドルみたい
えぐいって、まじじゃん！」
テンション上がる気持ちも分かる
だって前にいたのは
イケメンで顔が小さくてスタイルもいい
見惚れるほどの人だったから
数秒間思考停止
「...え、想像を遥かに超えてきた
だめだこれは話せる気がしない」
あんな人いるんだ
一気に話す自信失くした...
ﾋﾁｮ「えーっと僕はぁ韓国から来ました
キム・ヒチョンです
どうじょよろしくおねがいします」
はい無理ぃ
死因キュン死でお願いします。
そんなことを考えていた私は後に後悔することとなる
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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作者名：ゆにうに | 作成日時：2020年2月13日 22時
