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それから数日経ってEpiphany社が設計した図書館が正式にOPENした。
私とソクジンさんはあれから婚姻届を役所に提出して晴れて夫婦になった。
結婚式も挙げられたら良かったんだけど
今はお互いに式ができるような時間がなかったから1年後に挙げることになった。
住むところも…結局時間が無くて引っ越せないから彼のマンションのままだ。
そう考えると籍を入れたこと以外何も変わらない気がする。
でもそれがまた幸せだと言うんだと思う。
朝ごはんを一緒に食べて時間になったら行ってきますのキスをして彼を会社に送り出す。
彼を見送ったあとは本を描いたり、出版社に出向いたり。
私も私の仕事をしている。
そんな時に自分の携帯から着信音が鳴り響いた。
〔もしもし?あなた、今どこなの?〕
聞こえてきたのは私の担当のオンニの声だった。
「どこって…家ですけど…」
〔もう…今日あなた、出版社に来る予定だったじゃない〕
そう言われて慌てて自分のスケジュールを確認すると確かに今日、出版社で打ち合わせがある日だった。
もう予定の時間を過ぎていた。
「…わっ…すみません、今から向かいます。」
〔まさか忘れてた?まぁ、いいわ。気をつけて来るのよ。〕
オンニの呆れた声と共に電話が切れる。
予定を忘れちゃうなんて…
とにかく早く向かわないと。
ばたばたと慌てて準備をして出版社に向かった。
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彩心(プロフ) - るいさん» こんばんは。返信遅れてしまいすみません…大大スランプに陥ってしばらく小説から離れていました。そう言って頂けると本当に元気が出ます笑 頑張って続き書きますね(^-^) コメントありがとうございます!これからも見ていただけると嬉しいです(T_T) (2021年5月11日 1時) (レス) id: 96b719c4dd (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - お話の雰囲気とても好きです!続きが気になります…! (2021年4月14日 9時) (レス) id: d5dce8822e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩心 | 作成日時:2021年3月23日 20時