. ページ21
《orange》
桐「……えっ、…」
なんかこの並びってあんまりないよな。
そう思いながら、話してるところやった。
藤「…クラ？」
桐「倉咲っ、吐きそうかっ、！？」
さっきまで眠そうにしながらも、ヘラヘラ笑ってた倉咲が突然自分の口元に手を当てる。
だから、吐きそうなんかと思ったけど、そうではないのは一瞬でわかった。
指の間から垂れる赤いもの。
鼻血やって。
倉「………ごめっ、ティッシュっ、…」
神「はいはい、ありますよー、」
藤「望は？ 血苦手やろ、あいつ。まだメイク中？」
神「そうみたいやね？ しげと淳太も、」
そばでゲームをしてた神ちゃんが、すぐティッシュを持ってきてくれたおかげで、衣装は無事やったけど、地面が真っ赤になった。
一瞬のことやったのに、その量はちょっとした殺人現場みたいで。
手も真っ赤、ティッシュも押さえた瞬間から赤いシミを作って、じわじわ広がるのも思ってるより早い。
急に心配になった、ってか思い出した。
こいつ、あんまり身体から血出ていったら、しんどいんちゃうかったっけ、って。
�陝屮�ラ、いけるか？ どっかぶつけた？」
倉「………んーん、…なんか、興奮したんちゃう、？笑」
神「興奮？笑 なにによ、笑」
倉「………神ちゃんにかな、 服の首のとこから胸元見えてたから、笑」
そう言うてる間にも、またティッシュが真っ赤になって、すぐに新しいティッシュを鼻に当てる。
興奮した？、絶対うそやん、そんなわけないやろ。
ほんま、そういう冗談言うてる場合じゃないから。
相変わらず、倉咲は、俺らに心配かけんように振る舞う。
いい加減にしろって。
そういうところだけは、ほんまに嫌い。
中「もう全員メイク終わったー？、って、…どうしたん、鼻血？、」
重「鼻血？ 大丈夫か、クラ。 貧血なってないか、？」
小「…おぅっ、…俺、その血だらけティッシュ無理、…」
倉「………ごめん、大丈夫、 …止まるまで時間かかるけど、大丈夫やから、笑」
結局、40分くらい鼻血が止まらんくて、その分収録が押してもうた。
それは全然ええねんけど、結構長いこと止まらんかったなって思って。
本人に聞いたら、よくあること、らしい。
は？ よくあること
それで、放っといてええもんなん？
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 509人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ジャニーズWEST」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
未来(プロフ) - 余計なことかもしれませんが、幾度か思っているので…実際に起きたことにクラ君を足すなら、周知の部分は省略して良いと思います。でないと、今回の「お酒事情」のようにラジオの文字起こしが出来てしまって、読んでてパッとしないような…ただの一個人の意見です… (2019年4月7日 19時) (
レス) id: c1c5fa2ec3 (このIDを非表示/違反報告)
朱音(プロフ) - 初めてコメントします。いつも楽しく読んでます。これからも頑張ってください！ (2019年4月7日 18時) (レス) id: dfa9858405 (このIDを非表示/違反報告)
んぼ(プロフ) - SixTONESとの絡みが見たいです！ (2019年2月20日 19時) (レス) id: 3ff90341ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆとりん(プロフ) - なにわ男子との絡みが見たいです！お願いしますm(*_ _)m (2019年2月20日 19時) (レス) id: f48b5b231c (このIDを非表示/違反報告)
かりん、(プロフ) - 佐藤勝利くんとの絡みをお願いしたいです！ (2019年2月20日 18時) (レス) id: ff377fa542 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茉都香 | 作成日時：2019年1月22日 16時
