検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,507 hit

episode6 ページ7

「宮野さん、わからないことがあったら言ってね。」

「うん、さんきゅ。…じゃ、早速いい?」

「うん。」

よし、気になってたことを言おう。

「あの…、さっき俺を助けてくれた茶髪の人…、何で先生の席に座ってんの?」

「ああ、浦田さんのことか。浦田さんは三年生なんだけど、担任に怒られて大目玉喰らった時はいつもここくるんだよね。もう、当たり前になっててみんな何も言わない。ま、はらセンセは怒るけど」

そ、そんな…。あんな優しい人が不良だった、なんてっ!

「わー、わかりやすい。今、不良とか思ってるでしょ?」

げっ、ばれた!

「浦田さんは勉強は置いといて」

置いといちゃうんだ…。

「授業態度もいいし、みんなにも親切だから、先生からも好評だよ」

「じゃあ、何で…」

「…きっと、甘えたいんだよ」

「甘える…?」

私が、話を更に追求しようとすると、彼は、微笑んで前を向いた。

…あ、逸らされた。

少し悲しい気持ちになったけど、仕方ないよね…?
今日、初めて会ったし。

「あ」

名前、聞いてない!


続く

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←episode5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 男装   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あこ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年8月3日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。