アイナナ学園の愉快な日常。 (ページ10)

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悪夢ページ10

「天ちゃーん！」
紡がAさんを引き連れてやってくる。
「何」
「部活行こう！」
「わかってるよ」
そう返すと、嬉しそうに悶え始めた。
「ンンンンンンンン！！！いい！！やっぱいいよねっ！部活！BU☆KA☆TSU！！青春っ！青春だよおおおおおおお！！！！！」
あれ？紡ってこんなだったっけ？
「や、やだぁっ！紡ちゃんてば落ち着いてよっ」
Aさんが抱き着く形で必死に止めている。
「ちょ、紡！？どうしたのっ！！？」
「てんちゃああああああああああああん」
え、可愛い…。
じゃなかった。
段々クラクラしてくる。
もしかして…。
これは…？
「夢…？」
目が覚めて真正面にいるのは幼馴染。
「あ、天ちゃんやっと起きたぁ。もぉ、今日部活のみんなで遊びに行くのに。」
紡が頬を膨らませながら言う。
「もぉ、世話かけさせないでっ？」
僕はぎゅっと抱き締めた。
「わぁ、何？天ちゃん」
「つ、紡だあああ…。」
紡を抱き締めると、やっぱり安心するネ☆