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ころん視点

 「ありがとうございましたーっ!」


こ「はぁ、はぁ、はぁ………」


さっきより息がしにくくなって頭もちょっとした音で響いてしまう。


こ「ちょ、ちょっと休憩……」


あまりにキツくて、僕は近くの公園のベンチに座った。


こ「どうっ、しよっ……はぁ、はぁ……」



その時、



Prrrrr


スマホがなり画面を見ると、『さとみくん』と表示させていた。



こ「な、何…………」


さ«遅いんだよ!もう一時間経っててるぅと本当にキツそうなんだよ!!»


こ「ご、ごめっ………」


な«さ、さとみくんそんなに怒鳴らないでっ»

り«るぅとくんに聞こえるっ »


さ«っ、とにかく早く帰って来い。»



一方的に電話が切られる。


こ「帰、らなきゃ……」


ベンチから立ち、また重い足を動かす。






こ「やっと、帰って、これた……」


家の前まで来て、安心した時………


ふらっ



こ「ぁ………」



?「ころん!?」


僕の目に写ったのは、車から出てきてこっちに走ってくる……







こ「ジェ、く………」




りいぬ視点


ガチャ


な「ん、ころちゃんかな?」


り「俺出てくる!」



玄関に小走りで向かうと、にわかには信じられないような景色だった。



ジ「あ、りいぬっ!この袋と俺の荷物持ってくれん?」


俺が受け取った袋には、ゼリーや薬、スポーツドリンクまで入っていた。




こ「はぁ、はぁ、はぁ………」


ジェルくんの肩に乗っているころちゃんの顔は凄く赤くて、息も荒くて。
見ているだけで辛いことはよくわかった。



ジ「ころんの部屋連れてってくる。るぅとも熱出してんねやろ?さとみは良いからなーくんに伝えてきてくれん?」


り「分かっ、た……」



俺はなーくんにころちゃんの事を伝えにリビングへ向かう。


り「なーくんっ、ころちゃんが熱出してたっぽくて……、今ジェルくんが部屋に連れて行ってるんだけど………」


な「ころ、ちゃんが………?」


なーくんの顔は、「俺のせいだ」と言わんばかりに青ざめていた。



な「りいぬくん、俺ころちゃんの方に行っても良いかな。薬、貰っていい?」


俺が薬を渡すと、急いで階段の方へ歩いて行った。


り「るぅとくんの薬渡すついでにさとみくんにも言わなきゃ。」


さとみくんに伝えると、案の定、なーくんと同じ顔をした。
るぅとくんも悲しそうな顔をして、「誰のせいでもないです」ってはぁはぁいいながら言っていた。

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みー - 花火さん» 遅くても全然大丈夫だからくれぐれも無理はしないでね? (2021年7月28日 9時) (レス) id: 1acc023e86 (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - みーさん» 了解!ちょっと遅くなっちゃうかもだけど、大丈夫? (2021年7月27日 23時) (レス) id: 04f7923ed2 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 花火ちゃん!!リクエストしても良いかな?あの、桃黄の黄ちゃんが貧血か偏頭痛書けたら書いて欲しいです(>人<;)無理だったら断ってもらって大丈夫だからね? (2021年7月27日 20時) (レス) id: 1acc023e86 (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - 葉優さん» うん。ものっすごく天才 (2021年7月26日 19時) (レス) id: 04f7923ed2 (このIDを非表示/違反報告)
葉優(プロフ) - 花火さん» あっ!そうなの!それならよかった!僕って天才なの? (2021年7月26日 18時) (レス) id: e1836fa09a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花火 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年2月27日 12時

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