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ﾕｰﾊﾝ｢悪魔執事は、命をかけて天使と戦っています。
そんな人たちに感謝をするのではなく、暗殺を企てるとは!｣
ユーハンは、整った顔を不機嫌に歪めて睨む。
ﾕｰﾊﾝ｢フブキ様! あなたの考えは間違っている!｣
ﾌﾌﾞｷ｢ふむ…、わたしを論そうとしているのか、ユーハン。
サルディス家当主のこのわたしを……………。
それなりの覚悟があってのことだな……………｣
ﾕｰﾊﾝ｢そ、それは……………｣
フブキは、腰に刺してあった剣を取り出し、
それをユーハンの額の前に突きつけ、落とす。
いきなりの行動に、ユーハンの声が少し震える。
ﾕｰﾊﾝ｢け、剣…? 一体、なんのおつもりですか?｣
ﾌﾌﾞｷ｢わたしを止めたいなら、その件でわたし今ここで殺せ｣
ﾕｰﾊﾝ｢な、何を言ってるのですか?｣
ﾌﾌﾞｷ｢お前がそんなに悪魔執事を、“主”を助けたいなら、
わたしを“殺せば”いい｣
ﾕｰﾊﾝ｢そ、そんな……………!｣
ﾌﾌﾞｷ｢わたしも何となく悪魔執事の暗殺を許可したわけじゃない。
それなりの覚悟を持って、決断している。
サルディス家当主としての誇りだ｣
ﾕｰﾊﾝ｢…………………………｣
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜*
もうすぐ今年も終わりですね……………。
かなり早いですが、今年もありがとうございました!
来年も星空ブリキを、よろしくお願いします!
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作者名：星空ブリキ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Buliki/
作成日時：2023年12月3日 11時
