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天使たちの量は減らない。
でも、増えもしない。
そんな戦いが繰り広げられる中、
何かの声が聞こえた。
?｢誰か、助けて!｣
『え、』
ﾍﾞﾘｱﾝ｢どうかしましたか、主様?｣
?｢だ、だれかっ……………!!｣
『助けを呼ぶ声が聞こえる!』
その方向を見ると、そこには、
頭を抱えて座り込むこどもの姿があった。
ﾊｳﾚｽ｢あ、あれはっ……………!?｣
ﾙｶｽ｢こども……………?｣
ﾎﾞｽｷ｢なんでこんなところにガキがいるんだよ!｣
ﾍﾞﾘｱﾝ｢ま、迷子でしょうか｣
ﾐﾔｼﾞ｢こんなところに、迷子なんてあり得るか?｣
ﾊｳﾚｽ｢と、とにかく! 俺が助ける!｣
急に、ハウレスが陣形を離れてその子の下に向かう。
いつもは陣形を大切にして崩さないハウレスが、
こんなにも動揺しているのは正直珍しい。
ていうか、今まで一度もなかったような気さえもする。
でも、ハウレスの想いを邪魔するわけにもいかないので、
特に気にせずみんなのフォローを手伝う。
?｢うっ……………うぅっ…｣
ﾊｳﾚｽ｢おい! 大丈夫か!?｣
遠目から、彼女がハウレスの顔を見るために顔を上げたのが見える。
その子の瞳は固く閉ざされてて見えなかったけど、
なんとなく、ハウレスに似た雰囲気を纏っているように見えた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜*
ベリアンhappy birthday!!
はっぴーはっぴーはっぴー(=^x^=)
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作者名：星空ブリキ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Buliki/
作成日時：2023年12月3日 11時
