捻れた世界の悪魔執事 Ⅳ (ページ17)

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その後、わたしが眠れないのではと心配した執事達が、

次々にゾロゾロと部屋に入ってきた。

ラムリの次はアモン、アモンの次はフェネス、

フェネスの次はロノ……………

でもこれで、わたしは執事達にとても幸せにされてるんだって思えた。

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そして、その次の日。

ついに7番目の塔へ調査に行くための遠征日となった。

馬車の中にいるのは、ベリアン、ハウレス、セベク、シルバー先輩、

そしてわたしだ。

馬車の中で、ベリアンは口を開く。

ﾍﾞﾘｱﾝ｢主様、このまま直接島へ向かうのではなく、
まずはグロバナー家の偵察部隊と合流し、
偵察隊の隊長と打ち合わせをします｣

『打ち合わせって、何をするの?』

ﾍﾞﾘｱﾝ｢挨拶と情報共有です。
こちらは主様とわたし、ハウレスくんが同席します。
殆どハウレスくんが仕切るので、ご安心ください｣

『わかった』

そしてついに着いてしまった、グロバナー家の前。

偵察隊隊長｢どうも…、あくま執事とその主……………｣

『えっと、はじめまして、』

ﾍﾞﾘｱﾝ｢今回は、よろしくお願いします｣

ﾊｳﾚｽ｢よろしくお願いします｣

偵察隊隊長｢遠征中、我々は知能天使の情報収集に努める。
しっかりと警護するように頼む｣

ﾊｳﾚｽ｢はい、畏まりました｣