【悪魔執事と黒い猫】月の愛し子は悪魔執事を救う7 (ページ13)

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ｱﾓﾝ「お〜い！バスティン！」
「あっ、アモン。」
ｱﾓﾝ「おはようございますっす！主様！ベリアンさん！」
ﾍﾞﾘｱﾝ「おはようございます、アモンくん。」

ｱﾓﾝ「バスティン、これ！頼まれてた花の苗っす。」
ﾊﾞｽﾃｨﾝ「ありがとう。」
ｱﾓﾝ「デルフィニウムっていう花っすよ。色がバスティンの髪の色に似てるっすよね？」
ﾊﾞｽﾃｨﾝ「そ、そうだろうか？」

ｽﾋﾟｶ「アモンさんに花を頼んでいたのですね。」
ﾊﾞｽﾃｨﾝ「あぁ…。墓の周りがあまりにも殺風景だと思ってな。」
ﾍﾞﾘｱﾝ「素敵ですね、バスティンくん。」

ｱﾓﾝ「まぁ、もっと色々植えて派手にするのもいいんすけど…。それはあんまりバスティンの好みでもなさそうだし…。デルフィニウムだけでも、十分綺麗だと思うっすよ。」

ﾊﾞｽﾃｨﾝ「急な頼みを聞いてくれてありがとう。アモンさん。」
ｱﾓﾝ「花に関する頼みならいつでもOKっすよ♪」

ﾍﾞﾘｱﾝ「(バスティンくんは以前よりも表情が明るくなった気がします。悪魔化を脱したことと何か関係があるのでしょうか…？まぁ…いずれにせよ良い変化かもしれません。)

さて、主様。そろそろ朝食にしましょうか。キッチンからいい匂いがしてきました。ロノくんが朝食の準備をしてくれているようです。」

「そうだね、行こうか。」