【悪魔執事と黒い猫】月の愛し子は悪魔執事を救う6 (ページ10)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:974 hit

第37話【天使の変化】ページ10

タイミング悪…。

ﾊｳﾚｽ「天使が…。」
ｱﾓﾝ「うわ〜タイミング最悪っすね。せっかく帰ろうとしてたってのに。」
ﾎﾞｽｷ「チッ、しかも結構な数いやがる…。本当に最近の天使どもは、どうしちまったんだ。」

ﾊｳﾚｽ「ボスキ、まだ戦えるか？」
ﾎﾞｽｷ「はぁ？誰にもの言ってんだよ。戦えるに決まってんだろ。主様、俺等の能力を…。」

「…無理はしないで。」

私は本を取り出し、呪文を唱える。

「『来たれ。闇の同盟よ。我は汝を召喚する。ここに悪魔との契約により、ボスキとハウレスの力を解放せよ…。』」

ｱﾓﾝ「ボスキさん、暴れすぎには注意っすからね〜。」
ﾎﾞｽｷ「あぁ…分かってるよ。」

ﾊﾞｽﾃｨﾝ「俺も戦う…。」
「えっ？でもバスティンはまだ回復してないでしょ…？」
ﾊｳﾚｽ「バスティン。お前はまだ安静にしていたほうが…。」

ﾊﾞｽﾃｨﾝ「俺だけ指を咥えて見ているわけにはいかない。それに、俺は…。この命をかけて、主様を守ると心に誓った。」
ﾛﾉ「なら、オレも戦うぜ。助けられてばかりじゃ我慢なんねぇからな！」
ﾊｳﾚｽ「ロノ、お前まで…。」
ﾉｰｳﾞｧ「いいじゃん、若くて。」

ﾊﾞｽﾃｨﾝ「遅れるなよ…ロノ。」
ﾛﾉ「お前の方こそ、大振りすんなよ。この、キツネ野郎。」
ﾊﾞｽﾃｨﾝ「フッ…。主様。力の解放を頼む。」

「わかった…。2人とも、天使を倒して！」

私は解放の呪文を再度唱える。

ロノとバスティンは、協力して次々と天使を討伐する。
すごい…。