【悪魔執事と黒い猫】月の愛し子は悪魔執事を救う6 (ページ6)

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ﾊﾞｽﾃｨﾝ「主様の言ってることは嘘じゃない…。俺は確かに、さっき主様と会話をしていた。突然…。心の中にロノとスピカさん、主様の声が聞こえてきて…。その言葉に救われたんだ。」

ﾛﾉ「オレは別に大したこと言ってねーけど…。」
ﾊﾞｽﾃｨﾝ「主様…心から礼を言う。本当にありがとう。」
「バスティン…本当に助かって良かった。」

ﾛﾉ「ふん…！オレには何の礼もなしかよ！」
ﾊﾞｽﾃｨﾝ「ぐっ…。お前にも…感謝している。ロノ…。」
ﾛﾉ「べ、別に主様に言われたからやっただけだよ…！勘違いすんなよ！」

ﾉｰｳﾞｧ「なんだこの2人。」
ｽﾋﾟｶ「仲良しなんですよ、きっと。」
ﾌｪﾈｽ「相変わらずお互い素直じゃないね。」

ﾍﾞﾘｱﾝ「なるほど…。つまり、心の中で声が聞こえてきたということなんですね？」
ﾊﾞｽﾃｨﾝ「あぁ。多分そうだと思う。」
ﾍﾞﾘｱﾝ「そんなことができるなんて…。」
ﾘﾝﾀﾞ「…主様なら______…を……………る…？」

ﾑｰ「主様、凄いです！」
「私は特に何も…。」
ｽﾋﾟｶ「何を言いますか！お嬢様かっこよかったですよ。」
「ス、スピカまで…。」

ﾍﾞﾘｱﾝ「もっと深くお話しをお聞きしたいところではありますが…。とにかく主様のおかげでバスティンくんは助かりました。主様…なんとお礼を申し上げたらよいか…。」

「…私は自分の意思で救いたいって思ったから。とにかく、助かってよかった。」

団長「い、一体さっきから何が起きてるんだ！」

あれは確か…団長だっけ？

ｱﾓﾝ「っていうか。このおっさん、誰っすか？」
ﾍﾞﾘｱﾝ「私達を襲おうとした傭兵団の団長で…。バスティンくんの因縁のお相手みたいです。」

ﾊｳﾚｽ「お前…仲間を傷つけた罪は重いぞ。」