【悪魔執事と黒い猫】月の愛し子は悪魔執事を救う4 (ページ6)

今日:34 hit、昨日:22 hit、合計:1,773 hit

＊ページ6

《not視点》

天使は次々に消えては現れる。

そして現れた奴らをバスティンが一掃する。

ﾊﾞｽﾃｨﾝ「はぁはぁはぁ…。」
天使「死になさい。命のために。」

ﾛﾉ「！！危ない！バスティン！」
ﾊﾞｽﾃｨﾝ「！？し、しまった…。」

バスティンは天使にやられる…その場にいた誰もが思った。

が、しかし…何かの光が天使を消し去る。

「「「？！」」」

そしてバスティンは背後から誰かが自分の元へと来るのを感じ、疲れ切っている力で剣を振るう。

が…。

ﾙﾅ「『バスティンよ…お主は何をやっている。』」

そこにいたのは、Aだった。

ﾊﾞｽﾃｨﾝ「主…様…？」

そしてAは、バスティンの頬を軽く叩く。

ﾙﾅ「『無闇矢鱈に攻撃をしても無駄だ。バスティン…我といたときのことを忘れたか？』」

ﾊﾞｽﾃｨﾝ「！」

バスティンはとある人物を思い出す。
今のAのように天使狩りに協力してくれていた尊き人物を。

ﾊﾞｽﾃｨﾝ「主…様…。」
ﾙﾅ「『バスティンよ…あとはハウレスとロノに任せるのだ。これ以上戦い続けたらお主の身体が持たぬ。』」

そう説得すると、先程までは渋っていたバスティンも言うことを聞く。

ﾙﾅ「『ハウレス、ロノよ。バスティンは任せろ。お主らは天使たちをやっつけるのだ。』」

ﾊｳﾚｽ「あなたは………わかりました、主様！」
ﾛﾉ「任せてください！」

ﾌﾙｰﾚ「…主様…あの方にそっくり…。」
ﾙｶｽ「確かに…あの仲間を想う威厳が、あの方に似ているね…。」
ｽﾋﾟｶ「…_____様。」
ﾉｰｳﾞｧ「…また会いてぇな。」