【悪魔執事と黒い猫】月の愛し子は悪魔執事を救う4 (ページ36)

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第3話【手作り弁当】ページ36

ﾑｰ「お二人は何をしてるんですか？もしかして夜食を作っているんですか？」
ﾛﾉ「ちげーよ。明日の遠征の弁当を作ってるんだ。」
ﾑｰ「お弁当？」
ﾛﾉ「あぁ。旅といえば弁当だろ？今回は1階と2階の2組分だからな。作る量が多くて大変なんだ。」

ﾌﾙｰﾚ「だからって、なんで俺が手伝わされてるのか理解できないんだけど…同じ部屋のバスティンに頼めばいいのに…。」
ﾛﾉ「ふん！あいつは絶対ダメだ。」
「あっ…。」

そういえば、急な依頼で忘れていたけど、ロノに話した方がいいかなって件については…話さない方がいいかも、今は。

ロノもこの前の死神調査のことや感謝祭のことでバスティンについての話は聞いてくれなさそうだし。

ﾉｰｳﾞｧ「ねぇねぇ、オレ料理手伝ってあげよーか？」
「え”？」
ﾛﾉ「いいんですか？」
ﾉｰｳﾞｧ「もち〜ろん！」
ﾌﾙｰﾚ「それならノーヴァさんも手伝って…。」

ま、まずい…！
ノーヴァが手伝ったら台無しになる！

「わ、私！私が手伝うよ！暇だし！」
ﾛﾉ「いやいや！何を言ってるんですか、主様！主様は気を遣わなくてもいいですよ！料理はオレたち執事に任せてください。」
ﾉｰｳﾞｧ「そーそ！だから手伝わせt「絶ッッッッ対ダメ！」ノーヴァさん傷付くよ？」

ﾌﾙｰﾚ「『俺たち』って、本来はロノの仕事だけれどね。」
ﾛﾉ「ちゃんと礼はするって言ってんだろ？」
ﾌﾙｰﾚ「主様、ここは俺とロノでやりますので…主様はお部屋でお休みになられてください。」
「…もう少しだけここにいていい？」
ﾌﾙｰﾚ「それはもちろん。主様がそうおっしゃるのでしたら…。」

ﾛﾉ「そうだ！主様、ちょっと待っててくれるか？」

？なんだろう…。