【悪魔執事と黒い猫】月の愛し子は悪魔執事を救う4 (ページ4)

今日:32 hit、昨日:22 hit、合計:1,771 hit

＊ページ4

ﾛﾉ「はぁ…このまま単独でやりやっても、埒が開かねぇ。おいバスティン、オレと協力するぞ。」
ﾊﾞｽﾃｨﾝ「き、協力だと…？お断りだ…。」
ﾛﾉ「はぁ？この期に及んで何言ってるんだよ！ここでオレらが負けたら、主様に危険が及ぶだろうが！」
ﾊﾞｽﾃｨﾝ「それは…。」

ﾛﾉ「いいか？オレがお前の隙をフォローする。そのかわり、お前はとにかく思いっきり暴れろ。さっさと、天使たちを仕留めるぞ。」
ﾊﾞｽﾃｨﾝ「……。」
ﾛﾉ「聞いてんのか、バスティン？」
ﾊﾞｽﾃｨﾝ「わかった…勝手にすればいい。」

バスティンとロノはお互い協力する。

「あれなら…。」
？『___まだ駄目だ。』

「えっ？」

どこからか声が聞こえる。
でも、執事たち以外誰もいない。

ﾉｰｳﾞｧ「お嬢？」
ｽﾋﾟｶ「どうなさいましたか？」
「今…誰かの声が聞こえ……！」

気がつくと、何か白いモヤのような世界にいる。

？『___あのままでは執事たちが危険だ。Aよ、我に協力をしてくれ。』
「あなたは一体…。」
？『___今は名乗っていられる時間はない。それに、もう時期わかることだ。』
「…わかった、あなたに協力する。」

そう承諾すると…。

?『それでは、しばしお主の身体を借りるぞ。』
「えっ？」

何か光が体を包み込む。
…意識が…。

「『…わるいな、Aよ。こうでもせんと、あやつは…。』」