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ハウレス「綺麗な色だな。凛としたあいつによく似合いそうだ。それじゃあ、この髪飾りを貰えるか?」
店員「はい、それではお包み致しますね。」
ハウレス「いや、そのままでいい…。」
店員「えっ、そのままでいいんですか?プレゼントならお包みしたほうが…。」
ハウレス「いや、大丈夫だ。そのまま貰えるか?」
店員「わかりました。」
ハウレスは髪飾りをもらうと店を出る。
ハウレス「さて、行くか…。」
ムー「あっ!ハウレスさんが動き出しました!」
ベリアン「何か買われたようですよ。」
ノーヴァ「綺麗な色の貝殻だよ。」
ベリアン「えっ?この距離で見えるんですか?右目に包帯を巻いてますが…。」
ノーヴァ「右目は全く見えないけどその分左目は見えるんよ。」
ムー「これはもう女性に贈り物をするに違いありませんね!どんな方なのか見に行きましょう、主様!」
「…。」
ムー「主様…?」
「あっ、ごめん。行こうか…。」
ノーヴァ「お嬢…。」
“これ、Aちゃんにあげます!”
“これは…薔薇の髪飾り?綺麗だね。”
“Aちゃんにピッタリだったから…喜んでくれた?”
“もちろん、ありがとう、____。”
「なんでこうも、色々と嫌なことを考えちゃうんだろう。」
私は心の中でそう呟く。
ってあれ…?
「____って誰…?薔薇の髪飾りだって貰った記憶がない…。」
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作者名:月夜 | 作成日時:2023年12月9日 22時