【悪魔執事と黒い猫】月の愛し子は悪魔執事を救う4 (ページ23)

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ﾑｰ「主様！ハウレスさんの後をついていってみましょう！」
「覗き見するのは罪悪感が…それに、そんなことしたら駄目でしょう。」
ﾑｰ「執事たちのことを詳しく知っておくのも主様のお仕事ですよ！」

ﾉｰｳﾞｧ「そーだ！ホントに付き合ってたら殴ったれ！」
「「ノーヴァは何言ってんの？」」

スピカと言葉が重なる。口が少し悪くなってしまった。スピカも自分の口を塞ぐ。

ﾍﾞﾘｱﾝ「確かにムーちゃんのいうことは一理ありますね。主様、いかがでしょう。少しだけついていってみませんか？」
「…ベリアン…貴方もノリノリじゃない…はぁ、そこまで言うなら、少しだけだからね。」

ﾑｰ「とにかく行きましょう主様！急がないとハウレスさんを見失っちゃいますよ！」
ﾉｰｳﾞｧ「よっしゃあ！行くぜ！」
「ちょ、ノーヴァ！下ろして！」

ｽﾋﾟｶ「テメェ！サボる気か！」
ﾉｰｳﾞｧ「また口悪…。」
ｽﾋﾟｶ「やば！って…おい！ノーヴァ、覚えてろよ！」
「…だって、どうするの？」
ﾉｰｳﾞｧ「明日のオレに期待⭐︎」
「……。」

ﾉｰｳﾞｧ「目が死んでるぜ…綺麗な顔が台無しだぜ⭐︎」
「はっ？」
ﾉｰｳﾞｧ「すんません。」

私は仕方なくノーヴァに抱えられながらハウレスを追う。
…久しぶりに抱えられたな。