第3話【執事の喧嘩】 ページ13
ベリアン「バスティンくんはどこに行ったんですか?一緒だったはずでは?」
ロノ「それが聞いてくださいよ!バスティンの野郎、サボりやがったんです!」
「バスティンが?…えっ。」
ノーヴァ「ちょい待ち…オレ見て驚くのやめてよ。お嬢『サボらなそうなバスティンはサボってるのにいつもサボってるオレはいる』みたいなこと思ったでしょ!」
「…自覚あるなら働いてよ。」
ノーヴァ「ノーヴァに999ダメージ!ノーヴァのライフは0よ!」
「……。」
ノーヴァ「ごめんごめん一旦ごめん。アメリカンジョーク。」
…ノーヴァのことは置いておいて…どうやらロノが言うには、
本来ならロノとバスティンでお店をやる予定だったのに、今朝バスティンは待ち合わせ場所に来なかったらしい。
それで代わりに暇だったノーヴァが接客をしてるらしい。
そしてなんだか最近、バスティンはロノのことを避けているらしい。
…この前のことかな?
スピカが言うには、バスティンが少しおかしかったらしい。
ムー「主様…この前の死神事件以来…バスティンさんとロノさんの仲はあまり良くないみたいですね。」
「…確かに、そうかも。」
ベリアン「確かにここ最近は、前にも増して2人の仲が上手くいってない気がします。
同じ部屋で生活をしていますが、2人は目を合わせようともしませんし…。」
ノーヴァ「どっちも意固地な性格だからな〜。」
ムー「仲直りできるでしょうか…。」
ベリアン「そうですね。ちょっと心配です。」
…やっぱりバスティンの過去が関係している?
ベリアン「おや?向こうにラムリくんたちの姿がありますね。」
ムー「あっ!本当ですね!」
向こうを見てみると…。
ラムリ「だ・か・ら!こんなダサくてキモいの売れないって言ったんだよ!」
ナック「な、なにを今さらそんなことを…!最後はラムリだって賛成してたじゃないですか!」
スピカ「お、落ち着いてください。2人とも!」
ムー「何か揉めてますね…。」
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作者名:月夜 | 作成日時:2023年12月9日 22時