【悪魔執事と黒い猫】月の愛し子は悪魔執事を救う2 (ページ43)

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ﾗﾄ「そうだ！フルーレとリンダも一緒に食べましょう！」
ﾘﾝﾀﾞ「…えっ…？」
ﾌﾙｰﾚ「お、俺…？俺はいいよ…。あまり野菜は好きじゃないし…。」

ﾗﾄ「もぉ…フルーレ。好き嫌いはしちゃダメだろう？バランスよく栄養を取らないとおチビさんのままですよ？」
ﾌﾙｰﾚ「はぁ…身長のこと、ラトにだけは言われたくないね。」

ﾗﾄ「ミヤジ先生、リンダ、聞きましたか？どうやらフルーレは反抗期ですよ。私はとても悲しいです。」
ﾘﾝﾀﾞ「えっと…。」

ﾌﾙｰﾚ「年齢が少し上だからって兄貴ヅラするのやめてもらっていい？リンダも困ってるし…ていうか、ここへ来た理由は？」
ﾗﾄ「リンダはこういう場所が苦手でしょう？だから克服させてあげようと思って…。」
ﾘﾝﾀﾞ「う…ん…。」
ﾌﾙｰﾚ「無理やりなのかい！？全く…キミってやつは…。」

ﾐﾔｼﾞ「まぁ、まぁ、フルーレくん。ここはラトくんの誘いに乗ってくれるかい？リンダくんもできれば乗ってほしいんだが…。」
ﾌﾙｰﾚ「ミヤジ先生の頼みなら…。別にいいですけど…。」
ﾘﾝﾀﾞ「わ…わかり…ました…。」

ﾗﾄ「それじゃあ、4人でパセリパーティですね。」
ﾌﾙｰﾚ「パセリパーティって、馬鹿じゃないの？俺は絶対に食べないよ。」
ﾗﾄ「えぇ〜どうして？あんなに美味しいのに…。」

ﾐﾔｼﾞ「それでは、みんな。申し訳ないがあとのことはよろしく頼んだよ…。」
ﾘﾝﾀﾞ「…」

リンダはミヤジの後ろまで行き、ぺこりとお辞儀をする。そして、4人で行ってしまった。

ﾙｶｽ「一応、解決でいいのかな？」
ﾍﾞﾘｱﾝ「えぇ…。ミヤジさんとフルーレくんとリンダくんのおかげで、なんとか…。」
ﾑｰ「ラトさんはミヤジさんとフルーレさんとリンダさんには心を許しているようですね。」
ﾌｪﾈｽ「4人は同じ地下の部屋所属の執事だしね。」

貴族「はぁ…はぁ…。くそ、何なんだあいつは…。」
「あの人…大丈夫かな？結構怒ってるけど…。」

ﾍﾞﾘｱﾝ「主様…。ここは私たちにお任せ下さい。執事の皆さん、貴族の方への対応をお願いします。」
ﾌｪﾈｽ「わ、わかりました。」

そして…。その後、舞踏会はなんとか無事に終了した。