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ベリアン「ここに来ている4つの貴族たちは…。
表面上は友好的に見えますが、決してそんなことはありません。
裏では、お互いつけ入る隙がないかとうかがっています。権力争いとはそういうものですよ。
特に権力の象徴である我々悪魔執事や、主様につけ入る隙をうかがっていることでしょう。
まぁそこまで身構える必要はございません。主様に何かあれば私たち執事がお守りします。
主様は大船に乗ったつもりでいてください。」
「…ありがとう」
ノーヴァ「お嬢〜!これ美味そうだから食べなよ!」
いつのまにか、ノーヴァが美味しそうな料理を持ってきてくれていた。
「うん…いただきます。」
ノーヴァ「どう?美味しい?」
ノーヴァは目を輝かせている。
「うん、美味しいよ。」
と言ってもノーヴァは微妙な顔する。
ノーヴァ「お嬢のその感想はありきたりすぎてわかんない…。
あっ、オレにも一口ちょ〜だい。」
ノーヴァは私のフォークを持っている右手を掴むと自分の方まで持っていき、フォークに刺さっていた料理を食べる。
ノーヴァ「確かに美味いかも…今度作ってみようかな!」
「それだけはやめて。」
するとその様子を見ていたムーとベリアンは固まっている。
ベリアン「ノ、ノーヴァさん…。流石にマナーがなっていないと言いますか…。」
ノーヴァ「別にこのくらい、お嬢は慈悲深いし大丈夫だって!」
「スピカが居たら、ロノとバスティンみたいになってたよ。」
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作者名:神宮寺 | 作成日時:2023年11月9日 17時