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ムー「あっ…!行ってしまいました…。」
「今の言葉はどういう意味なんだろう…」
ナック「うーん…。ちょっと理解がし難いですね。」
ムー「見た目も特徴的な人でしたね。上から下まで全身真っ黒でした。」
ナック「あの黒い衣装は北の大地の方ですね。街に来るなんて珍しい。」
「「「北の大地?」」」
私とムーとスピカの声がかぶる。
ナック「雪に覆われ、気温が-20℃にもなる過酷な地域です。」
ムー「へぇ〜。そんな過酷な場所に住む人がいるんですね。」
アモン「あの人たちは人間と言うか。魔女族っすね。」
魔女…?
ムー「魔女!?ま、魔法が使えるんですか?」
ナック「昔からそう言われているのは事実です。まぁ、実際に見たことがないので分かりませんが…。
彼女たちは謎に包まれた人々です。
4つの貴族のどれにも所属せず…。
過酷な北の大地に小さな街を作り暮らしていると聞きます。それにその街には若い女性しかいないという噂もあります。」
ムー「男の人がいないんですか?」
ナック「はい。そうらしいですよ。これもあくまで噂の1部ですがね。」
ムー「な、なんだか神秘的な方々ですね。」
アモン「神秘的っすかね?オレは不気味だと思うっすけど。」
ナック「まぁ、受け取り方は人それぞれですね。
さぁ、それより皆さん、先を急ぎますよ。」
…耳を澄ますと、話し声が聞こえる。
?「ねぇ、見て…。屋敷の執事たちよ…。」
?「おいおい。あまりジロジロ見ると呪われちまうぞ。」
?「悪魔執事め…。ノコノコと街中を歩きよって…。」
ムー「ん?なんでしょう?何か視線を感じますね。」
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作者名:神宮寺 | 作成日時:2023年11月9日 17時