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エプロンを外した瑠夏ちゃんが、俺を
ソファの彼女が座る横に招いた
深呼吸をしたあとに始まる、
彼女の文章
瑠夏「グループが解散になった理由、
全部私のせいなの」
涼「え？」
それは、予想していたよりも
はるかに驚くべき、
とんでもないものだった
瑠夏「私ね……赤ちゃん、ここに居るの」
あ、あかちゃ、ん、、
瑠夏「それも、この子のお父さんは
私が妊娠したってわかった途端 別れよ とか言ってきて。」
笑っちゃうよね、とか
俺を暗い雰囲気から、救おうと
してくれているのかもしれないけど、
笑えねぇよ、そんなの
瑠夏「私もね、お父さんとお母さんがいないの」
瑠夏「養護施設から出てからはずっと一人で生きてきて、そんな時に出会ったのがアイドルだった」
瑠夏「こんなキラキラした場所にいたら、
私も生きてていいよってみんなに認められるかな？って思ってさ」
俺は思わず、今すぐにでも
消えてしまいそうな彼女を抱きしめた
涼「もういいよ、」
無理してまで、
今日であったばっかりの俺に話さなくったって。
瑠夏「ううん、最後まで聞いて、？」
絶対に苦しいはずなのに
彼女は、俺にハグされたまま、まだ話を続ける
瑠夏「でもね……、私はやっぱり
アイドルなんかには、なれなかった」
瑠夏「ウチは別に恋愛禁止じゃないし
Aみたいに隠し通したらよかったんだけど」
瑠夏「、、赤ちゃんできるって
ちゃんと分かってたのに、ね、」
俺の耳元に残ったその声は、
とっても小さくて
聞き取れなくてもおかしくないぐらいの大きさ
瑠夏「それでもアイドルを続けたかったら、
私が下ろしたらいい話だったんだけど、」
瑠夏ちゃんの、俺にまわった手の力が
さらに強くなる
瑠夏「やっと出来た、家族、だよ、？」
瑠夏「そんなの……捨てられる、わけない、」
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あんず(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます！！橋本くんのお話、実は結構自分でも気に入っていたのでそう言って頂けて嬉しいです！是非次回作もよろしくお願いします！そんなお言葉を頂けまして、とっても光栄です！ありがとうございます！ (2018年11月14日 20時) (
レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます！ぜひぜひ読み直してください！ありがとうございます！これからもキュンキュンをお届けできますよう頑張ります！ (2018年11月14日 20時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - きゃるめらさん» ありがとうございます！！何度もコメントをくださいまして、本当にありがとうございました！ぜひ、次回作もよろしくお願い致します！ (2018年11月14日 20時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 完結おめでとうございます！瑞稀くんもだけど最後の涼くんにきゅんきゅんしてしまいました。。新作も楽しみに読ませていただきます！あんずさんのお話大好きです！ (2018年11月13日 23時) (レス) id: e8d9010515 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 完結&番外編(？)おめでとうございます！！甘くて切なくてキュンキュンして毎話ごとにどんどんお話に入り込んでました！本当に大好きですでに何度も読み返してます！これからも応援させてください！！ (2018年11月13日 23時) (レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2018年10月27日 23時
