66. ページ16
ーJKー
「ユンギヒョン!どうして?」
僕の肩を掴んだのはユンギヒョンだった。走ってきたのか軽く息を弾ませてる
YG「ジミンに聞いた。…ったく何しようとしてた?」
JK「片っ端らからドアを開けようと」
ユンギヒョンは、はぁぁぁ と盛大にため息をついて、
YG「グガ、頼むから大人しくしててくれ」
肩を掴んで怒った顔で言った。
JM「ヒョン!…、よかった」
後からきたジミニヒョンとナムヒョンが、ジョングクいた!って安心したように息を吐く
JM「もー!ジョングク勝手なことするなよ。何があるかわかんないんだよ?僕たちのせいで、Aちゃんがもっとひどいことになる可能性だってあるんだから」
あっ…。そっか…
そんなこと考えてなかった。
僕はただAに会いたくて…、自分のことしか考えてなかった。
けど、
JK「Aを連れて帰ればいいことだよ」
なんて言っちゃったよ。
だって悔しかったから…。
ジミニヒョンだって会いたいだろうに、自分の気持ちよりもAのことを考えるヒョンがすごいなって思う、…僕にはできないから。
すごく悔しかった。
JM「ジョングク!?」
YG「いいから、一度落ち着け。会場に戻るぞ」
ユンギヒョンに腕を引かれて歩き出した時
ものすごい勢いで奥の部屋のドアが開いた
っ…
…
………みつけた…。
ドアから出て来たのは、あの日以来、会いたくて、会いたくてたまらなかった子
JK「A……」
僕たちに気づいたAはその場で固まった。
大きく開いた目は膜が張って揺れてる…
Aは僕たちから離れようと後退ったけど、出て来たドアから男が飛び出してきた。
反射的にその男から逃げるように、Aがこっちに走ってきて、…
そのままジミニヒョンの腕に飛び込んだ
JK「………っ」
伸ばしかけた僕の手はそこから動けないまま、行き場を失って、静かに落ちた。
724人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あきさと(プロフ) - テテLOVEさん» テテLOVEさん。おもしろい!いただきましたっ(≧∀≦)ありがとうございます。超絶亀更新ごめんなさい。ボチボチ再開します! (2019年7月13日 22時) (レス) id: 8cf0358560 (このIDを非表示/違反報告)
テテLOVE - おもしろいです!!!!更新頑張ってーーー!!! 楽しみにしてます♪♪♪ (2019年7月12日 20時) (レス) id: 817c01a749 (このIDを非表示/違反報告)
あきさと(プロフ) - ねおさん» ねおさん。コメントありがとうございます。そう言ってもらえて嬉しいです!更新、頑張ってみます(*^▽^*) (2019年7月1日 17時) (レス) id: 8cf0358560 (このIDを非表示/違反報告)
ねお(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください! (2019年6月29日 21時) (レス) id: 28e7910330 (このIDを非表示/違反報告)
あきさと(プロフ) - 面白いと大好き。最高な二大褒め言葉をありがとうございます!(*´∀`)すごく嬉しいです。更新も頑張りますね (2019年6月17日 7時) (レス) id: 8cf0358560 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あおそら | 作成日時:2019年6月12日 19時