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ーJKー

「ユンギヒョン!どうして?」


僕の肩を掴んだのはユンギヒョンだった。走ってきたのか軽く息を弾ませてる


YG「ジミンに聞いた。…ったく何しようとしてた?」

JK「片っ端らからドアを開けようと」


ユンギヒョンは、はぁぁぁ と盛大にため息をついて、


YG「グガ、頼むから大人しくしててくれ」



肩を掴んで怒った顔で言った。



JM「ヒョン!…、よかった」


後からきたジミニヒョンとナムヒョンが、ジョングクいた!って安心したように息を吐く


JM「もー!ジョングク勝手なことするなよ。何があるかわかんないんだよ?僕たちのせいで、Aちゃんがもっとひどいことになる可能性だってあるんだから」


あっ…。そっか…
そんなこと考えてなかった。
僕はただAに会いたくて…、自分のことしか考えてなかった。


けど、


JK「Aを連れて帰ればいいことだよ」


なんて言っちゃったよ。
だって悔しかったから…。
ジミニヒョンだって会いたいだろうに、自分の気持ちよりもAのことを考えるヒョンがすごいなって思う、…僕にはできないから。
すごく悔しかった。


JM「ジョングク!?」

YG「いいから、一度落ち着け。会場に戻るぞ」


ユンギヒョンに腕を引かれて歩き出した時
ものすごい勢いで奥の部屋のドアが開いた










っ…














………みつけた…。







ドアから出て来たのは、あの日以来、会いたくて、会いたくてたまらなかった子




JK「A……」



僕たちに気づいたAはその場で固まった。
大きく開いた目は膜が張って揺れてる…

Aは僕たちから離れようと後退ったけど、出て来たドアから男が飛び出してきた。
反射的にその男から逃げるように、Aがこっちに走ってきて、…
そのままジミニヒョンの腕に飛び込んだ



JK「………っ」






伸ばしかけた僕の手はそこから動けないまま、行き場を失って、静かに落ちた。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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あきさと(プロフ) - テテLOVEさん» テテLOVEさん。おもしろい!いただきましたっ(≧∀≦)ありがとうございます。超絶亀更新ごめんなさい。ボチボチ再開します! (2019年7月13日 22時) (レス) id: 8cf0358560 (このIDを非表示/違反報告)
テテLOVE - おもしろいです!!!!更新頑張ってーーー!!! 楽しみにしてます♪♪♪ (2019年7月12日 20時) (レス) id: 817c01a749 (このIDを非表示/違反報告)
あきさと(プロフ) - ねおさん» ねおさん。コメントありがとうございます。そう言ってもらえて嬉しいです!更新、頑張ってみます(*^▽^*) (2019年7月1日 17時) (レス) id: 8cf0358560 (このIDを非表示/違反報告)
ねお(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください! (2019年6月29日 21時) (レス) id: 28e7910330 (このIDを非表示/違反報告)
あきさと(プロフ) - 面白いと大好き。最高な二大褒め言葉をありがとうございます!(*´∀`)すごく嬉しいです。更新も頑張りますね (2019年6月17日 7時) (レス) id: 8cf0358560 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおそら | 作成日時:2019年6月12日 19時

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