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ーJMー
僕が軽く頭を叩けば、イテッ とわざとらしく逃げるジョングク
本当になんでこんなにも真っ直ぐなんだろう。僕の方が歳上なのにジョングクに気づかされることがよくある。笑いながら逃げる姿はやっぱりとてもカッコいい
JH「探すのはいいけど、どうする?」
ホソギヒョンが真剣な顔で僕たちを見る。そうなんだよね、僕たちはAちゃんのこと何も知らない。
JK「僕いいこと知ってる」
ジョングクが得意げにニンマリと笑う。その顔は子供のようで、かっこよさと可愛さが混じって、なんかもう憎らしいほどかわいい
JK「あっ、でも。…怒らない?絶対?」
YG「…怒んねえよ。たぶん」
何を知ってるの?と問いかける僕たちに向かって、確認して、言い淀んだ。
JK「たぶんって、…やっぱ言わない」
YG「そこまで言って、ふざけんなよ。早く吐け」
ちぇっ、と口を尖らせて不満を露わにしながらも話し出した
JK「僕、Aのスマホの番号知ってる」
JH「はっ?なんで?!」
驚いた。まさかそんな事知ってるなんて思わなかったから、
JK「見たから。Aが寝てる時にソファにあって、…ロックもかけてなかったよ」
ちょっと目を泳がせたけど、ケロッと話すジョングクに開いた口が塞がらない
JN「やー、グガ!それはダメだろう?!」
JK「だって気になったから。いつも肌身離さず持ってるし、なんかわかるかな?と思って」
JH「気になったとしても、やりすぎ!」
JK「ごめんなさい。でもほら、これで連絡してみればいいよね」
はぁぁぁ、まったく。いくら状況がこうでもダメだろ、それにそんな簡単なわけない
YG「出るわけないだろ」
JK「わかんないじゃん」
JM「出てくれたらいいけど…。でもジョングク本当にダメだよ?もうそんなことしたら」
JK「もうしない」
あっけらかんと答えるけど、ホントにわかってんのかな?
YG「それで、なんか他にあったのか?メールとか着信とか」
JK「なかった。からっぽだった。誰のアドレスもないし着信も写真もない。たぶん全部消してるんだと思う」
YG「そうか。じゃあやっぱりかけてもムダだな」
JK「かけてみようよ」
NJ「ばか、やめろって。Aちゃんが手元に持ってなかったらヤバイだろ。向こうの状況がわからない今は軽はずみなことはダメだ」
JH「じゃあどうしようか?」
また振り出しか、と思ったのに
JK「僕、他にもいいこと知ってる」
ジョングクがまた得意げにニンマリと笑った
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あきさと(プロフ) - テテLOVEさん» テテLOVEさん。おもしろい!いただきましたっ(≧∀≦)ありがとうございます。超絶亀更新ごめんなさい。ボチボチ再開します! (2019年7月13日 22時) (レス) id: 8cf0358560 (このIDを非表示/違反報告)
テテLOVE - おもしろいです!!!!更新頑張ってーーー!!! 楽しみにしてます♪♪♪ (2019年7月12日 20時) (レス) id: 817c01a749 (このIDを非表示/違反報告)
あきさと(プロフ) - ねおさん» ねおさん。コメントありがとうございます。そう言ってもらえて嬉しいです!更新、頑張ってみます(*^▽^*) (2019年7月1日 17時) (レス) id: 8cf0358560 (このIDを非表示/違反報告)
ねお(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください! (2019年6月29日 21時) (レス) id: 28e7910330 (このIDを非表示/違反報告)
あきさと(プロフ) - 面白いと大好き。最高な二大褒め言葉をありがとうございます!(*´∀`)すごく嬉しいです。更新も頑張りますね (2019年6月17日 7時) (レス) id: 8cf0358560 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおそら | 作成日時:2019年6月12日 19時