降谷（安室）妹の日常[２]

６５話 ページ15

※名探偵コナンの667・668の話です




ついた




初「あっこんにちわ！私が依頼者の加門初音よ、へーーこの子が安室探偵の妹さんなんだ！」








安「ええ、まだ幼いですが腕は確かなので期待しててください」(ﾆｺｯ






ちょっとプレッシャー






『Aと言います、よろしくお願いいたします』




初「ええよろしく！小さいのに偉いわね〜」








安「では僕は外を見張ってるので、あとの事はAに任せます」




初「わかったわ、さあ入ってAちゃん！」





『お、お邪魔します』




安「しっかりな」




『はい』



緊張する








初「そんなに畏まらないで、今お茶出すから」



『あっありがとうございます』





初「もうすぐ私の彼氏、伴場頼太が来るから」




『わかりました』




失敗の無いようにしないと…








初「正直に言うとこんな浮気調査なんて必要無いんだけどね」




『え…？』




初「私達、もうすぐ結婚するのよ」




『！おめでとうございます』




初「ふふっありがと、ただ不安なのよ…もしかしたらって」







初「まっこの数日よろしくね」




『こちらこそです』









初音さんと伴場さんを観察して数日がたった




今では伴場さんからの警戒心も解け、親しい仲になっている



伴場さんいわく




伴「Aはもう俺らの家族みてーなもんだからな！」




まさかそこまで言ってくださるとは思わなかった






２人がいない時に色々探った、携帯やらパソコンやら




初音さんがこっそり調べていた悲しい事実がわかってしまった



ああ、泣きそうになる



この事は安室さんには言わないことにした、もしかしたら間違いかも知れないし



間違いだったことを私は願うよ




もうすぐ結婚式がある、その前に伴場さんや初音さんの友達に祝ってもらうらしい





なんとそこに私も同席することになった、この仕事が終わったら引っ越すと嘘をついて離れるのだけど、初音さんが思い出作りにと誘ってくれた


伴場さんも心よく了承してくれた




なんか胸が暖かい、もし、私に親がいたらこんな感じだったのだろうか




そう思ってしまうが、そうしたら安室さんには会っていなかったことになるから、これはこれで幸せなのかもしれない




今はこの２人の幸せを見守るだけ









…あ、勿論浮気調査はしたよ？伴場さんも初音さんの浮気が心配で違う探偵雇ってた



ちょっと笑ってしまった

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