降谷（安室）妹の日常

９話 ページ9

翌日


俺達は今、デパートにいる



お察しの通りAの日用品を買うためだ



まずは服だな



降「どうゆうのがいいんだ？」



『…パーカー』



降「だけ？」



『(ｺｸﾝｯ』



いや、女の子なんだからもうちょっと可愛げのあるやつにしようよ



降「あっこれなんてどう？」



見つけたのはピンクのワンピース、ウサギつき



『…』



あっ嫌なんだね、オーラが伝わってくるよ






『…どっちがいいですか？』



Aが持ってきたのは黒いパーカーと白いパーカー



…同じだろ



『値段一緒なんです』



あっよく見たら半額って大きな字で書いてある



…そんなこと気にしてるのかこの子は




降「別に値段とか気にしなくていいのに、いいよどっちも買ってあげる」



『えっでも…』




降「金ならある」



うん、本当にまったく使わないから




結局パーカー数着とズボンを買った


スカートも嫌ってオーラだしてた、似合うと思うのに







降「次は…あっそうだ、あれ買ってきな」



『？』


降「えーーっと、うん、Aの下着、俺は見てあげれないから」



降「これで数着買えるから」


『(ｺｸﾝｯ 』




そう言ってお金を渡すと、ﾃｯﾃｯﾃｯと小走りで行った



…なんか恥ずかしいな

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