７話 ページ7
『…あの、お風呂と着替え有難うございました』
降「ああ、上がったんだ……ね」
『？はい』
いや、女ってことはわかってたけど、ほら一人称私だったから
帽子で隠されていた髪は胸位まであり、正直驚いた
なんせ初めてこの子の顔を見たから、
本当に子供なんだな…
降「じゃあここに座って、手当てするから」
降「っ…」
やはり服で見えないところも痛々しい傷がみえた
跡に残らないといいのだけど…
降「よし、終わったよ しばらくは安静だね」
『お手数お掛けしました』
降「これくらいどおってことないよ」
降「じゃあ、傷の手当ても終わったし夕食にしようか」
降「って言っても昨日の残りなんだけどね」
カレー残ってて良かった
カレーを温め直して、皿に盛って
降「さあ、どうぞ」
『…』
？食べないな…
降「食欲ないの？それともまだどこか具合悪い所があるの？」
『…』
Aの顔は少し戸惑って見えた
…あっそうか、今日初めてあった奴の手料理なんて何が入ってるかわからないもんな…
降「毒とか入ってないよ？」
『(ﾋﾞｸｯ』
ああ、これじゃダメだ、逆に怪しまれる…
降「……(ﾊﾟｸｯ」
『！』
俺はAの皿に盛ったカレーを一口食べた
降「ほら、大丈夫でしょ？食べないと怪我も治らないし…」
降「ほら、あーん」
そう言ってAの顔にスプーンを近づけると
『…(ﾊﾟｸｯ』
食べてくれた、とても幸せそうに
やばい、嬉しい
『…美味しい』
その言葉に俺は無意識に笑顔になっていた
そのあとAは残さずカレーを食べてくれた
『ご馳走さまでした、とても美味しかったです』
降「お粗末様でした、喜んでもらえてよかった」
『あの、すみませんでした 色々してくださったのに、疑ってしまって』
降「いや、いいよ仕方のないことだ」
降「今日はもう遅いし疲れただろう？もう寝よう、俺のベッド譲るから」
『あっいえ、私は床で…』
降「女の子が何言ってるの？風邪引くだろ？」
『でも…』
降「いいから！」
床で寝るって、どういう神経してるんだ…
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虎若子 - 成る程、11〜13、4くらいですね！私的には、12歳が良いかなと思います (2017年6月8日 12時) (
レス) id: 04065f1fb2 (このIDを非表示/違反報告)
山口 - 小6〜中２…ぐらいですかね…もしよかったら、皆さまのオススメの歳を教えてください (2017年6月6日 16時) (レス) id: 8be2ea9220 (このIDを非表示/違反報告)
虎若子 - 夢主ちゃんの年齢ってどれくらいです...？？ (2017年6月6日 16時) (レス) id: 04065f1fb2 (このIDを非表示/違反報告)
山口 - 有難いです (2017年5月31日 18時) (レス) id: 8be2ea9220 (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 赤井さんの一人称は私ではなく俺ですよ。 (2017年5月30日 23時) (レス) id: 0fac29e216 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山口 | 作成日時：2017年5月4日 16時
