降谷（安室）妹の日常

６話 ページ6

アパートについた



降「(ｶﾞﾁｬ 上がって、今からここが君の家だよ」



『…お邪魔します』



この子がここに馴れたら、 ただいま と言ってくれるといいな






Aは初めての家に落ち着かないのだろう、家中をキョロキョロ見ている





『…すごい、キレイ、いいにおいもする』




降「え？そうかな？」




最近忙しかったからろくに掃除してないのだけれど、




『(ｺｸﾝｯ 私がいたところは血生臭くて、汚かったから…』



暴力を振るわれ、閉じ込められていたんだっけ



可哀想に





降「まずは風呂だな、使い勝手は分かるかい？」



『(ｺｸﾝｯ』



降「よかった、ゆっくり入ってな」



『有難うございます』








さて、あの子を風呂に入れたはいいものの着替えを用意しなきゃな



……ここにあるわけないだろ…



急いで買いに行く時間もないしな…





あっそういえばお隣さんが子供連れだったな、どうにか言って借りてこよう







よかった借りれた、お茶に誘われたけど…


まあいいか、面倒くさい




降「着替え置いておくねー」



よし、これでいいな




そういえば俺の家に誰かを入れたのは久しぶりだな…



やばい、そう考えたら緊張してきた…

７話→←５話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す