ツキウタ。&ツキプロ短編 (ページ26)

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見て　神楽坂宗司ページ26

宗司side

俺は何時だってAに本気だった。

前まで俺たちのライブに来てくれても俺の事を見てくれない。
空を見たり、望を見たり…あの二人は動きがでかいし動き回るから見てるのかも知れないが…

「どうしたもんかな…」

どうやったはら俺を見てくれるのだろうか…

「無理矢理眼を合わせてみるか…？」

空「それは俺に…いや、俺たちに対する嫌味ですか？」

後ろから聞き慣れた声が聞こえ、振り向くと空がすぐ側にいた。

「ん？」

空「ん？じゃないよ！イケメンオーラ振り撒きやがってれ」

「…は？」

空「なんか急にブツブツ言い出したと思ったら俺が動きでかいから目立つとか言ってさ」

「…」

空「どーせAのこと考えてたんだろー！目合わせてくれないからって無理矢理とか…俺が被害うけんだからさ…」

「…空…なんのこと言ってるかさっぱりなんだが…」

空「言うなってモリに言われたけど言うわ。
両思いだから安心しろ。あと、ソウと眼を合わせられないのはソウがかっこよすぎて不整脈起こすから見れないんだってさ。羨ましいなおい。」

…いろいろ言いたいことはあるが、何故モリに口止めされてたんだ…？

「…そうか」

空「はいその微笑み禁止。嬉しいなら本気でわらえー！」

「無茶言うな」

思いがけないサプライズ。
Aが俺のこと好きってわかったけど、あっちは俺も好きってわかってないんだろうな…

「眼、合わせて言ってやるから待ってろよ」

おまけ
空「モリー」
守「んー？」
空「ソウに言った」
守「何を？」
空「Aがソウの事好きだってこと」
守「え…」
空「どーせ両思いだからいいかなーって思って」
守「ソラはさ、惚気られるのAからだけだよね？」
空「そうだね？」
守「俺二人からなんだけど…そしてたまに一緒に来られると思うんだけど…」
空「モリだからね」
守「それはどういう…まあ、二人が幸せなら良いよ」
空「神かな？仏かな？菩薩かな？」
守「人だよ(笑)」
空「知ってる！」
守「だろうね(笑)」