三十九戦目 ページ18
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次の日
「おーいAに弾バカ、屋上で昼飯食おーぜ。」
「んーちょい待ち、黒板写してから。」
高校では
お昼は決まって出水と米屋と
一緒に食べることになってる
女子が自分だけというのは寂しい気もするが
正直気楽で良かった
「よし終わった！行こう！」
.
廊下を歩いてると
3人の女の子がやって来る
「あの、出水くん…！」
「へ、あ、俺？」
「これ家庭科で作ったの！
よ、良かったら食べて！」
「わ、私のも良かったら…！」
そう言って顔を赤らめながら
袋に包まれたクッキーを差し出す
「おーおー、さすがA級1位さんはモテモテだな〜。」
「………」
「ん？A？」
「先屋上行こ！米屋！！」
「は？え、おい！」
無理矢理米屋の腕を引いて歩いた
なんだろう……
何だか凄いイライラする…
.
.
米屋side
「ああもう！出水のバカ！タラシ！弾バカ！」
「まあ落ち着けってA。」
出水を置いて先に屋上へ行き
お昼を食べる俺とA
Aはイライラしながら
弁当を開ける
「だってあんなデレデレして…」
「まあアイツ顔整ってるしな。
でもAだって結構告白されることあんじゃん？
お前が呼び出される度に弾バカいっつも
機嫌悪くなんだよな。」
チューと紙パックのジュースを
飲みながら言うと
Aは「は？」と言いたげな顔を向けた
「何で私が呼び出されて出水が機嫌悪くなるのよ。」
「はあ？何でってお前…」
気付かねえのかマジかよ
「つーか、Aさー」
「んー？」
「弾バカのこと好きだろ？恋愛的な意味で。」
「……………はあ！？違うよ！」
「でもアイツが女子に囲まれんの嫌なんだろ？」
「そ、それは嫌だけど……」
ｶﾞﾁｬ！
「おいお前ら何置いてってんだ！」
弾バカがゼーハーと息を荒げながら
屋上のドアを開けた
「いやー聞けよ弾バカ。
Aがお前に…ｸﾞﾌｫ！」
「余計なこと言うな。
大体米屋は………っ！」
ﾊﾞｯ！
Aは突然何かに反応して立ち上がる
「おいどうし…」
「近い。」
「は？」
ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ…
「「！！」」
すると多くのゲートが突如姿を現す
そしてそれと同時になる緊急呼び出し
『非番の正隊員に告ぐ！
大量の門が発生した！全戦力で迎撃に当たる！！
戦闘開始だ！！』
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君原 叶 - 凄く面白かったです！続き心待ちにしてます！ (2019年10月21日 0時) (
レス) id: a2a658159b (このIDを非表示/違反報告)
MIDU - 続き待ってます！ (2018年2月21日 17時) (レス) id: 1ff7a34bf7 (このIDを非表示/違反報告)
らら - 続き待ってます！ (2017年8月22日 12時) (レス) id: 0633731848 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - この小説大好きです！ 更新楽しみにして待ってます！ (2016年7月14日 0時) (レス) id: 442dd19c2d (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ@どうでもいいけどマカロン食べたい - 高校入りたて？ですか？私高2なんですけど、入ったばっかりはキツかったです( ° д°)←無理しない程度に頑張って下さいね！長文失礼しました！ (2015年10月17日 15時) (レス) id: 0f3db15462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひいらぎ | 作成日時：2015年2月26日 19時
