自己紹介テミンside ページ7
゛うわ〜どうしよう…。゛
Aさんの微笑みを見てから、僕は、凄く動揺していた。
そしてそれは、自己紹介が始まってからも続き、僕の順番が回ってきてからも、収まることはなかった。
tm「え、えと…イ…テテテテミン…です。あのっ!よっ…、よろしく…おっ、お願いし○×☆&#%…。」
自己紹介は、カミカミで、最後の方なんて、自分でもなんて言っているのか分からなかった。オニュヒョンやマネヒョンは、怪訝な目で僕を観ているし、それ以外のヒョン達は、ニヤニヤしながら、僕を観ていた。
゛ハァー゛
全員の自己紹介が終わり、マネヒョンが帰った後、僕は、ソファーに座って盛大に溜め息をついた。
゛これからどうしよう…。゛
頭の中には、Aさんの微笑みと最後にマネヒョンの言い残した言葉がぐるぐると渦巻いていた。
マネ「あー、それと、家政婦兼ということだからなっ!」
゛も〜、なんなんだよぉ。゛
すっかり困った僕は、頭をごしごしかきむしりながら、台所で料理をしているAさんを見た。
゛そーいえば、彼女もマネヒョンの言葉に驚いてたっけ?゛
僕は、思い切って、彼女に話し掛けてみた。
tm「あのぉ〜、もしかして、家政婦さんの話し、聞いてませんでした?」
話しかけられた彼女は、一瞬びくっとしたけど、少し不服そうな冷たい響きのある声で、
「ええ。聞いてませんでしたよ?」
と言った。
゛優しそうで綺麗だけど、意外とクール…。゛
すっかり怖じ気づいた僕は、話しかけるのを止めて、テレビを見ようとした。
…が、
「そういえば…、一週間前に、私と一回会っていること、ご存知ですか?」
彼女のこの一言で、リモコンを持った僕の手は、止まったのだった。
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作者名:SHINeeGIRL | 作成日時:2014年1月20日 23時