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イチゴー?
私の声が、山々に反響する。
イチゴの声は、聞こえない。
やっぱり。申し訳ない。罪の気持ちでいっぱいいっぱいの私を、アオが支えてくれる。
スキーに来た私たち。
林道コースをすべっていたら、イチゴがいなくなってた。
「たまには、日本いこーよ!」
イチゴの一声に、反対すればよかったんだ。
冬の日本、スキー場。
なんで、もっと考えなかったの?
大事なことは、いつもそのとき頭にない。
分かってたことも、その時だけはわからない。
自分のことしか考えられない。
バカな自分に腹が立つ。
迷惑かける。思ったときは、もう過去形になっているのに、
気づかなくて、
イチゴだって、
行方不明で_______________
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アノカ - いいね〜〜〜〜 (2016年11月2日 16時) (レス) id: 10d15161fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛生柚 | 作成日時:2016年10月29日 17時