You will be dropped[SHIRAHAN] (ページ10)

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ゆうまさん、とおっしゃる方にあって話をした

ゆ「白濱面倒みたりーよｗ一番最初にあったんやしｗ」

し「わかった…」

『お、お世話になります…』

し「Aちゃん、よね？話せる？」

『あ、えっと…』

私は少し戸惑いながら経緯を話す

思ったよりも簡単に言葉が出てきてなんというか、複雑だった

私が話す間何も言わずに聞いてくれたおかげもあるかもしれない

『…なんか、無我夢中で走ってきちゃって……です』

ゆ「そっかぁ…やっぱ天才って頭可笑しいんやな…」

か「そこちゃうｗ確かにそうやけどｗ」

多分、ボケなんだと思う

そのおかげか少しだけ自分のまとっていた空気が軽くなった気がした

し「カメラねぇ…えげつなすぎるわ…」

か「掃除してたAちゃんが気づかへんかったんやもんね。
相当なところに隠してあったんやろうなぁ…」

ゆ「スパイカメラとかで撮ってんじゃね？ｗ執着えぐいわｗ」

し「とにかく、しばらくは家にいてえーから」

私に笑いかけた白濱さん

白濱さんは関西圏出身の方なんだろうか？

でも「けぇ」とか使うのかな？

安心したのかくだらないことに思考が及ぶ

か「Aちゃん、もし暇やったらいつでも撮影見に来てえーで」

カラスさんはにかっと笑いながら私の頭を撫でる

『あ、ありがとうございます…』