You will be dropped[SHIRAHAN] (ページ7)

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7　真実？ページ7

「こんにちは」

『どうも…？』

男の人が家にやってきた

「私は「You will be dropped」の担当です。彼はいますか？」

担当さんの言う「彼」がはるくんの事だと悟り返答を返す

『はるくんは今出かけています』

「そうなんですね…」

私を見つめた後にやりと笑い話し始めた担当さん

「彼とは進展したりしないんですか？」

『何の話ですか？』

「彼、貴女のゲームを作ったんですよ。ご存じでしょう？」

『はい、まぁ…』

「彼がなぜ、貴女のゲームを作ったか知りたいですよね？
…彼は貴方を攻略するためにあのゲームを作ったんです。
沢山の人の知恵を借り、貴女を攻略し、落とすために、
あのゲームを制作しました。
2人で飲みに行った際、酔った勢いで教えてくださいましたよ。

家に仕掛けられているカメラもゲーム制作のため、と聞かされて言いますが

実際はそれ以外も含まれているんでしょうねｗ」

『…か、めら…？』

「ご存じないんですか？よりリアルなキャラを作るため貴方の癖や行動パターンを
カメラに収めてそれを参考にキャラクターづくりをしていたんですよ。
彼は承諾をもらったと言っていましたがそうではないのですね？」

担当さんの話が理解できない

はるくんが私を攻略するためにゲームを作った…？

しかもカメラなんて聞いてないし…

家に着いているわけがない、だって掃除は私がしている

私が気づかないなんて、そんな…

「大丈夫ですか？」

喉が詰まってうまく返事できない

全身が恐怖に支配され震えが止まらなかった