17 癖 ページ17
今日の夜ご飯何がいいかなぁって頭の中の引き出しを漁る
白濱さん何が食べたいって言ってたっけ…
ゆうまさんがコンビニの袋を持って私の前に立った
ゆ「白濱は?」
『え、あっちです』
白濱さんの背中を指さすとゆうまさんはニヤッと笑ってそっちに向かう
ゆ「白濱、おみやげ」
袋を白濱さんに渡すと白濱さんは嫌そーな顔でゆうまさんを見た
し「嫌がらせか」
ゆ「うまそーやったもん」
し「俺嫌いやって知っとるよね?」
ゆ「知ってるwwwwwwwしゃーないなぁw」
白濱さんから袋を受け取り私の方を向く
ゆ「Aちゃん、ガリガリ君食べん?」
『…すみません、私苦手なので…』
ゆ「えぇ、Aちゃんも苦手なのぉ…?」
仕方なく自分で袋を開け食べ始める
私は私で夜ご飯のメニューを再び考える
か「Aちゃん」
『はい』
私の向かい側に座りにこにこしながら頬杖をつく
か「唇尖ってんで」
『えっ、』
か「何考えてたん?」
『えっと、夜ご飯を…』
か「何にするか決まった?」
『いえ、白濱さんが何食べたいって言ってたか記憶をさかのぼってました』
か「へぇ〜」
『え、なんですか』
か「なんもないけどw」
怪しげな笑い方をするカラスさん
『も〜!なんなんですか!』
か「wwwAちゃんってしらはんの事大好きやんな?www」
『…はい?』
くくくっと背中を丸めながら笑う
か「幸せそうで羨ましいわぁwww」
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作者名:暇な洋介 | 作成日時:2020年10月23日 17時