You will be dropped[SHIRAHAN] (ページ12)

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12　仕事内容ページ12

お手伝いの内容は撮影の準備や飲み物の用意

それから白濱さんが寝坊しない様に

白濱さんのスケジュールの把握だった

マネージャ時代に比べればだいぶ簡単なお仕事

だってまぁお手伝いだし

だけど違った

『白濱さん！起きてください！』

し「ん～…」

布団をかぶって私に背を向ける

『撮影ですよ』

し「…」

渋々といった様子で起き上がり私を見つめる目は虚ろ

大丈夫…なのかな？

『お、おはようございます？』

し「んー…」

『朝ごはん出来てますよ』

し「うんー…」

よろよろと立ち上がり部屋を出ていく

白濱さん、朝が弱いなんて…

お酒が飲めないというのは聞いたが

ゆうまさん！聞いてないよっ！

ふわふわした雰囲気をまとってご飯を食べている白濱さん

なんか、めっちゃ可愛い！！！！

あの長身でしっかり者(雰囲気で察した)の白濱さんが

朝に弱いなんてすごく意外

サラサラの髪に寝ぐせついてるのも可愛い

近くに行ってさりげなく顔を見つめてみる

すごくきれいに整っているし額が綺麗でセンター分けが似合う

し「なに？はずいんやけど」

『な、なんでもないです』

いつの間にか白濱さんはしっかり目覚めたよう

淡々と準備を始めた

し「じゃあ行ってくるね」

『頑張ってください！』

今日はお留守番

そんなに大変じゃないらしいので私は必要ないみたい

白濱さんが出ていって私は何しようか考える

お皿は洗ったし、洗濯機も今回してる

掃除もしなきゃ…あ、あと買い物にも行かなきゃ

指を折りながらふと寝起きの白濱さんを思い出して頬が緩む

なんか、母性本能養われそう…ｗ