たまには私も／東雲彰人 狐葉様リク ページ34
※彰人くん受けです
※付き合ってます
※甘いです。凄く甘いです。
.
「…おい」
「んー？どしたの彰人」
夜、ベッドの上で彰人と二人。と言っても、別に夜のことをしたりする訳ではない。
「なんでオレが押し倒されてんだよ」
彰人が私を見つめながら言う。
夜のことはしないと言ったけど、押し倒していないとは言っていない。
…まあ戯言は置いといて、どうして私が彰人を押し倒しているのか。理由は単純で、たまには私も彼を攻めてみたいと思ったからだ。
「たまにはこういうのもいいでしょ。…ん」
彰人に唇を重ねる。すると彼は、まるで初めてかのように顔を真っ赤に染めて言った。
「…っは、おま…っ、急にそんなこと…！」
「彰人、顔真っ赤。こうしたらどうなっちゃうのかな〜？」
悪戯っぽく笑い、彼の耳に息を吹きかける。
「……っあ…」
今の声は私のではない。彰人だ。
たまーに来る彼のデレ期で私に色んなことをすることはあっても、彼自身がされるのには慣れていないようで。普段の彰人からは考えられないような色っぽい声を出して、恥ずかしそうに顔を逸らした。
え、楽しい。彰人かわいい。
何も抵抗しない彼の耳裏にそっとキスをする。彼は小さく体を跳ねさせて、また乙女のように声を漏らした。
「ん、」
私は舌を出し、彰人の耳の入り口に這わせる。
「…っ！てめ、どこに…」
私にやっておきながらよく言うよ。耳舐めされる方の気持ちも味わえ。
そんなことを思いながら、耳を責め続ける。彰人は体をがくがくさせながら快感に唸り続けていた。
もういいかな、と口を離す。
「っ……終わりかよ」
少し寂しそうに彼は私を見つめた。まるで、もっと色々してほしいかのように。
「もっと、色々あんだろ」
「色々って？」
「う……キス、とか」
ちゅ、と彰人に唇を触れさせる。しかし、彼の視線には依然として不満が残ったままだった。
「…そっちじゃねえ」
「へえ…じゃあ、どうしてほしいのか言ってくれる？」
「な…っ」
分かるだろ、とでも言うように彼は私を睨む。
「…っふふ、言ってくれないと分かんないよ」
彼の唇に指を当てて笑うと、彰人は涙目になりながらやっとそれを口に出した。
「…ふ、深い、方…」
「はい、よく出来ました」
彼の唇を唇でこじ開け、舌を絡める。それを待っていたかのように彰人は嬉しそうな声を発し、しきりに私を求め続けた。
〜〜〜
続きます。
何これあっっっま
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かななな - いやもう墓下さい…😇😇てぇてぇすぎる&心臓ドッキドキですよ！？ (4月14日 17時) (
レス) @page8 id: deb57b45e3 (このIDを非表示/違反報告)
クリーパーっって可愛いよね - あ、初コメ失礼します。胸の鼓動が止まらなくてもうあの世へ行きそうです。こんないい作品をありがとうございますm(*_ _)m (2022年6月16日 21時) (レス) @page3 id: 9d5f33456d (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 最高すぎる。 胸の鼓動が止まらないんだけど！ それくらい、いいお話を書いてくださってありがとうございます。 (2022年6月16日 17時) (レス) @page17 id: eba8b36110 (このIDを非表示/違反報告)
もも - こはねちゃん。肩トントンはあかん。萌えすぎて燃える。天使。 (2021年4月25日 22時) (レス) id: d97a5a4175 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - うっわぐは…リクエスト応えてくださりありがとうございました！！！超よかったです！！切ない！最高！またいい感じの案が思い浮かんだらリクエストさせてもらいます！ありがとうございましたー！！これからも見ます！！ (2021年4月17日 23時) (レス) id: f3d3468a86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほほほほ | 作成日時：2021年4月4日 23時
