第103話 ページ6
ジェニット「実はああいう話は初めてなので、とても興味があります。あの優しいカリスマっていうお話、イゼキエルにも言ってあげたんです!」
イゼキエル公子のことだし恥ずかしがったりするのかな、と想像しながら笑みをこぼす
ジェニット「そしたら、そんな話をどこで聞いたんだって。A様のお茶会で聞いたといったらなんとも言えない表情をしていました」
A「あはは!」
.....あ、だからか
図書館であの時公子が私に言ったこと
お茶会に招待してほしいとかなんとか
やっぱり他のメンバーも取り入れるべき?とも考えたけれど、その判断には至らなかった
なぜなら他の子たちが緊張して喋れなくなったり、最悪の場合吐血死する子も出てくるだろうと容易に想像できたからだ
公子様には悪いけど、死人が出るからやめておこう.....
ジェニット「....A様は、お優しいですよね」
A「え?」
ジェニット「デビュタントの日、初対面であったのにも関わらず私に笑顔をかけてくれて」
A「いいえ。私が優しいのではなく、ジェニットさんが私に親切にしてくれたんですよ」
ジェニット「姫様....!それで、その一つ気になることがあって、」
A「?なんでしょう」
ジェニット「もしかしてアタナシア様は...私のことがお嫌いなのでしょうか」
え?どうして?あなたとアタナシアがあったのはあのデビュタントの日くらいしかないはず...
どこかで二人は会ったの?
ジェニット「アタナシア様と初めてお会いした時、私に対してあまりいい印象を持たれているようではなかったので、気になっただけなんです。A様は何か聞いていらっしゃるのかなと」
何も聞いてないけど....思い当たることがないわけではない
あの日、ジェニットさんと別れたあとから何となくアーティの様子がおかしかったから
単に疲れているだけなのかなって思ったけど
デビュタントに参加していなかったアーティが私より疲れるなんてことある?
A「....いえ、何も聞いていないですよ」
ジェニット「そうですか」
A「初めてで緊張していたのかもしれません。あまり気になさらないでくださいね」
ジェニット「!はい」
そう言って安心したのだろうか
先程までの不安に押しつぶされそうだった顔が、今では安堵しているかのように見えた
ジェニット「....こんなことを言って不快に思われるかもしれませんが」
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あさぎ(プロフ) - Kさん» ありがとうございます😭そのお言葉とても励みになります! (3月30日 12時) (レス) id: a0773724c5 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - めちゃくちゃ大好きです!応援しています! (3月25日 9時) (レス) @page39 id: 4be7f19f08 (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - ありがとうございます!泣今は受験やらで忙しいので、落ち着いたらまた更新します!!読んで下さり本当に嬉しいです!!! (1月4日 0時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - はちゃめちゃにすきです! (1月4日 0時) (レス) @page18 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
みもり(プロフ) - 本当でした....!不注意にも申し訳ないです💦ご忠告ありがとうございます!!!!!!!! (7月24日 12時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あさぎ | 作成日時:2023年7月17日 19時