第134話 ページ38
ジェニット「!こ、こんにちは!あの時はありがとうございました!」
ジェニットさんのお知り合い?
でも変だな
ジェニットさんあまり外出したことないって聞いてたけど....
それにこの人なんだか、パパに似てる
黒髪に黒目.....高身長だけど
笑っている時の目元とか、
___他人の空似かなと特に気には留めなかった
「そちらが前回話していたお姉様ですか?」
ジェニット「あ、違います!違います!
このお方はお姉様ではなくて....!」
「違いましたか、あの時のリボンを...」
ジェニット「!!!
あ、姉ではなくて姉のような方に...!えと、だから!」
「....あぁ、そういえば姉のようなと仰っていましたね
私が省略したせいで誤解させてしまいましたね、どうかお許しを」
そう言って私に会釈をしてきた
礼儀正しい....服装から見てもそうだけど、どこかの貴族の方なのかな
それにしては見たこともない方だった
A「....私を姉のように考えてくださったのですか?」
ジェニット「え、あ!私がそんな恐れ多い..!!」
A「嬉しいです
私も既に一人妹はいますが、もう一人姉妹がいたらこんな感じなんだろうなと思っていました」
そう言っただけで顔をタコのように赤くしたジェニットさん
A「(やっぱり可愛い....)」
すると後ろから4人ほどの子供が私にぶつかってきた
その拍子に前に倒れそうになる
A「わ、」
「......」
このパパ似の人は私を支えることなく避けたように見えた
....気の所為かな
ジェニット「大丈夫ですか?なんでしょう一体...」
「あちらは工芸品店ですよ
道が複雑なので、良ければ私が案内いたしましょうか?」
A「でも、」
ジェニット「お、お願いします!」
私さっきのこの人の行動で信頼0なんだけどな...
今の所危害を加えるような害は見えないし...いいか
妙な気持ちになりながらも、私たちはその人の後を付いて行った
テントのような場所に入ると、なんともアラビアンな雰囲気
周りをグルっと見るだけで見たこともないものばかりだ
皇宮にもこういうものを沢山置いてオシャレにすればいいのに
A「(あっ、この服....ママが持ってた服)」
懐かしいな
ママがこの服を着て踊っているところは見た事なかったけど
ママの部屋の片隅に大事そうに服が飾ってあったのを思い出した
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あさぎ(プロフ) - Kさん» ありがとうございます😭そのお言葉とても励みになります! (3月30日 12時) (レス) id: a0773724c5 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - めちゃくちゃ大好きです!応援しています! (3月25日 9時) (レス) @page39 id: 4be7f19f08 (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - ありがとうございます!泣今は受験やらで忙しいので、落ち着いたらまた更新します!!読んで下さり本当に嬉しいです!!! (1月4日 0時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - はちゃめちゃにすきです! (1月4日 0時) (レス) @page18 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
みもり(プロフ) - 本当でした....!不注意にも申し訳ないです💦ご忠告ありがとうございます!!!!!!!! (7月24日 12時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あさぎ | 作成日時:2023年7月17日 19時