第122話 ページ26
.......苦しい
どうなっているのか分からない
確かさっきまではお茶会を開いていて、そのあとシロが来て.....それから
＿＿＿＿＿＿パパとアーティが来たんだっけ、
A「......ﾝ」
リリー「姫様！！！」
フィリックス「良かった....！！」
リリー「あぁ...！天が救ってくださったのですね！！今回は本当に目を覚まさないんじゃないかと、」
何かが喉に詰まっている気がする
異常なほどの空腹感と喉に乾きが感じられた
リリーが私を支えながら起き上がらせてくれた
A「....私、どれくらい寝てた？」
フィリックス「10日が経ちましたよ」
2人と会話をして、徐々にあの日のことが思い出される
私、魔力暴走を起こしたんだ
なんで.....？魔力がうまく調節できてなかった？
それともルーカスの誤診？？
でも私なんで
なんで無事なの？
A「ルーカスが来た？」
魔力暴走なんて治せるの、ルーカスしかいない
フィリックス「.....」
何も言わないことから、ルーカスではないと判断した
A「パパとアーティは、？」
リリー「いけません姫様！どうかベッドに戻ってください！」
A「や、やだ」
フィリックス「暴走した魔力を落ち着かせる方法が何もなく、それで陛下は10日前に倒れてから目を覚ましておりません。.....アタナシア様も何が原因なのか、突然お倒れになって.....」
A「(何っ....それ
もう何が起きてるのか分からないよ、！)」
私は魔力暴走が起きないんじゃなかったの
パパはなんで方法もなく倒れるまで私を治そうと思ったの
アーティもどうして私の魔力の渦に不用意に近づいたの...！
2人のいる部屋まで行きたいのに、足が動かない
フィリックス「...」
ｶﾞﾊﾞｯ
A「！」
フィリックス「いっそ私がお運びします」
そう言って、まずパパの眠っている部屋に連れてきてもらった
本当に息をしているのか心配になるくらいだった
あのパパが 命をかけて私を助けたなんて
A「パパ 起きて」
泣きそうになりながらパパの手を強く掴んだ
もうパパを疎く思わないから
誕生日の時も絶対に来てなんてワガママ言わないから
だから目を開けてよ
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あさぎ(プロフ) - Kさん» ありがとうございます😭そのお言葉とても励みになります！ (3月30日 12時) (
レス) id: a0773724c5 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - めちゃくちゃ大好きです！応援しています！ (3月25日 9時) (レス) @page39 id: 4be7f19f08 (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - ありがとうございます！泣今は受験やらで忙しいので、落ち着いたらまた更新します！！読んで下さり本当に嬉しいです！！！ (1月4日 0時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - はちゃめちゃにすきです！ (1月4日 0時) (レス) @page18 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
みもり(プロフ) - 本当でした....！不注意にも申し訳ないです💦ご忠告ありがとうございます!!!!!!!! (7月24日 12時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさぎ | 作成日時：2023年7月17日 19時
